翌日
藤薫
私はエルと爆破の瞬間を待った
…この爆破は毎日続いていくのではないか
そして、今日は前回の教室の横…というように規則的に爆破される場所は変わるのではないか
これがエルの見解である
蘇芳【エル】
ガシャンッ!!
爆発による、何かの破壊音
予想通りのその教室に私たちは入って行った
蘇芳【エル】
藤薫
予想通りといえばそうであるが、"敵"はもうそこにはいなかった
藤薫
蘇芳【エル】
藤薫
蘇芳【エル】
藤薫
藤薫
蘇芳【エル】
藤薫
藤薫
藤薫
蘇芳【エル】
蘇芳【エル】
壊れてしまった机やら何やらを、指差して言う
藤薫
藤薫
藤薫
藤薫
藤薫
蘇芳【エル】
蘇芳【エル】
藤薫
蘇芳【エル】
蘇芳【エル】
蘇芳【エル】
藤薫
蘇芳【エル】
藤薫
ふっと息を吐いてエルが魔法で修復する様子を眺める
蘇芳【エル】
そんなエルの声は真剣そのものだった。
藤薫
藤薫
蘇芳【エル】
藤薫
蘇芳【エル】
藤薫
藤薫
蘇芳【エル】
藤薫
蘇芳【エル】
ドアをじっと見つめていると、キイッと扉が開く
蘇芳【エル】
茶ノ宮
明らかに動揺する茶ノ宮を前に蘇芳は詰め寄る
蘇芳【エル】
茶ノ宮
蘇芳【エル】
ギラリと蘇芳の瞳が光る
そして圧に負けてピアノの前に座った茶ノ宮はうーんと唸る
茶ノ宮
蘇芳【エル】
茶ノ宮
蘇芳【エル】
蘇芳【エル】
そんな曲は知らないよね、とでも言うように蘇芳は茶ノ宮を見る
茶ノ宮
蘇芳【エル】
茶ノ宮
茶ノ宮
藤薫
藤薫
もうワンテンポ遅れていたら蘇芳は声を上げていただろう
だが、こちらから当たるのではなく白状してくれないと意味がない
だからまだ────。
茶ノ宮
ピアノが、音を奏でた
なんとなく、それっぽい…でも、左手が増えるとそれは不協和音に変わり、意味不明になる
藤薫
藤薫
茶ノ宮
その場が静寂に包まれる
やがて茶ノ宮は口を開いた
茶ノ宮
茶ノ宮
蘇芳【エル】
茶ノ宮
茶ノ宮
蘇芳【エル】
王だから、敬称をつけなくてはならない
本当は様がいい
…家に来たとき、蘇芳はそう言った
茶ノ宮のこの"考え方"は地球人では通常なのだろう
藤薫
蘇芳【エル】
藤薫
藤薫
藤薫
コメント
3件
警戒するエルさん、冷静かつ慎重に対応するヴィスタリア様、そして動揺してる茶ノ宮さん……。このピリピリした雰囲気少し怖い…… けど、予定通りの時間になっても爆発が起きないなら犯人は確定したね……💦 うわあ、これどーなってくんだろ……!?楽しみ〜👀✨
茶ノ宮ちゃんこわいなあ