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White Stage 𓂃 𓈒𓏸
12月15日 今日は珍しく、リハーサルが夕方からだった
tatuya
辰哉がコンビニの袋をぶら下げながら言う
shota
翔太はホットコーヒーを片手に、スタジオへ向かう道を歩いていた
短いオフ と言っても完全な休みじゃない 身体と喉を休ませつつ、頭の中では自然にWhite Stageのことを考えてしまう
スタジオに着くと、今日は簡単な確認だけ 立ち位置と入りの確認、声出しも軽めで終了する予定だった
スタッフ
スタッフの言葉に翔太はホッとする
音を流し、軽く動く 昨日までの疲れが嘘みたいに、身体が素直についてくる
辰哉が横で小さく言った
tatuya
shota
休憩中、2人はスタジオの外階段に腰を下ろした 空はもう薄暗く、冷たい風が頬を撫でる
shota
翔太が言う
tatuya
と辰哉が答える
しばらく沈黙 不思議と気まずくはない
tatuya
辰哉がつぶやく
shota
tatuya
翔太は少し考えてから言った
shota
辰哉が笑う
tatuya
shota
shota
辰哉は空を見上げたまま静かに言う
tatuya
スタジオに戻る時間になり、2人は立ち上がる
tatuya
辰哉が言う
shota
shota
翔太が答える
照明が灯り、音が入る 派手じゃない でも、確実に前へ進む時間
White Stageまで、あと10日 今日は走り続けるために、息を整える一日だった
White stage #15
コメント
5件
まじで尊ッ
なんなんでしょう、尊い。はい。
何で話してるだけなのに尊いと感じるんでしょうねー?笑笑