黄色い君。

殺した、？

義兄は声をあげて笑う。

...え？

義兄さんが..両親を殺した..?

泣き叫びながら訴えた

ずっと騙してたの,..?

自分の親でもあった人を殺してｯ

俺から奪ってｯ!!!

義兄は俺の髪を掴んで笑う

声にならない嗚咽を繰り返して

数日が経った

数日経っても

目の前が真っ暗なまま。

義兄に犯されるたびに

この人が両親を殺したと

自覚させられる

おれが義兄さんに出会わなければ

殺されずに済んだのに。

罪悪感と虚無感で

心が埋め尽くされる。

あのとき

会わなければ..ｯ!!

shaが閉じ込められる事件があってから

約一週間

今日もshaは欠席。

みんな明るく振る舞ってるけど

内心は不安で仕方ない

shaが帰った後

俺はshaが幼い頃からの友人だという ことをみんなに伝えた

そしたら更にshaに興味が湧いたらしく

shaと話すのを楽しみにしていた

ずっと探してたのに

やっと会えたのに

覚えてないなんてｯ..

こんなもどかしいことがあるだろうか。

住所を聞けたのはラッキーじゃないか!?

ここ? で合ってるよな？

ピンポーン♪