/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
あなたを離さない
ーArioka sideー
〜山田の病室〜
山田涼介
有岡大貴
やまだ、お前さぁ
有岡大貴
なんで、無責任に死のうとしてんだよ
有岡大貴
残される俺たちの気持ちも考えろよ
有岡大貴
、、ばかが
俺がこんな事を思っていても 今のお前には 届かないことはとっくに知ってる
山田涼介
だから、少しくらい 普段はしない話を してみても、いいよな？
有岡大貴
つか、それに
有岡大貴
お前のこと大好きで大好きで
有岡大貴
仕方なくて、
有岡大貴
ずっと推してくれてる1人のファンがいて。
有岡大貴
その子は、お前のために大変なジャニーズに入って、芸能界にまで来て
有岡大貴
死ぬほど努力して、
有岡大貴
お前のこと追いかけてきてくれて。
場所は離れていたけど あの子のことを知ってから、 関西ジャニーズJrとして あの子が 頑張っていること、 活躍していること、 聞く度見る度に 俺たちは 自分の事のように喜んだよな。
有岡大貴
、
有岡大貴
そういう健気なところに引かれてお前は、
有岡大貴
世間にバレてもいいからって
有岡大貴
あの子と付き合ったんじゃねぇのかよ
バレたら、 アイドルを辞めることになるかも しれないのに お前は付き合ったことを 嬉しそうに俺に報告して。
あの時の山田の顔は 見たことないくらい 飛びっきりの笑顔だったこと 今でも覚えてる。
有岡大貴
なのに、何で
有岡大貴
、、そんな簡単に
有岡大貴
命を無駄にできるんだよ、
有岡大貴
もう、その命はお前一人のもんじゃねぇのに
有岡大貴
、、
有岡大貴
俺には、
有岡大貴
お前が何に絶望してんのか分かんねぇけど、
有岡大貴
どうせ、あの子関係なんだろ
有岡大貴
俺は、みっちーとあんまり関わり無かったからみっちーの気持ちは知らねぇけどさ。
有岡大貴
でも、間近でお前と活動してきたから、俺も少しは
山田涼介
有岡大貴
お前のあの子への気持ちは知ってるつもりだよ。
有岡大貴
それに、
有岡大貴
付き合ってから、毎日のようにお前が自慢げに話す惚気話は幸せそうで羨ましかった、
有岡大貴
だって、この仕事してたら、大切な人ができるなんて、そんな幸せに出会えないと思っていたのに
有岡大貴
お前は叶えてるんだからね。
有岡大貴
、、、
有岡大貴
本当に、
有岡大貴
世界で1番誰よりも
有岡大貴
お前のことが、羨ましいよ。
有岡大貴
なんて、
有岡大貴
言ってもお前には驚かれるか。
有岡大貴
あ、俺以外にも
有岡大貴
知念だって光だって裕翔だって、伊野尾だって高木だって
有岡大貴
めちゃくちゃ心配してんだからな。
有岡大貴
あと、知念なんか、長尾に頼んでみっちー連れてこようとしてるし。
有岡大貴
本当に
有岡大貴
お前は1度知ったら傍を離れられないくらい魅力的な良い奴だから
有岡大貴
お前が思ってる以上に人にお前は好かれてんだよ。
有岡大貴
あ〜ｯ//
有岡大貴
こんなこと言いたいんじゃなくて、//
有岡大貴
はぁ、、
有岡大貴
、、
山田涼介
有岡大貴
頼むから
有岡大貴
生きてくれ。
お前は、
周りの人間にとって 光のような存在なんだから
消えられたら、 とても困るんだよ。
NEXT→♡1000
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
