…………
…………
……そうか
……これが……言葉か
……こうやって、意思疎通していたのか
……俺は
誰かのために、生きていたのだろうか
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……そう
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……終わりなのね
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……趣味のメイクも、もうする気がないわ
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……はぁ
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……私の最後は、この部屋ね
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……ステージでも良かったけれど、こっちの方がやっぱりいいわ
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……やっぱりここね
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………
■■ ■■
……病室でも良かったけど……
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やっぱり■■達とも談話したここが一番いいのよねぇ
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……はぁ
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……面倒くさいわ
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……不甲斐なさすぎる
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……嫌になるわ
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……やっぱり僕はここだよねぇ
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……懐かしいなぁ
■■■ ■
……終わっちゃうのかぁ
■■■ ■
………
■■■ ■
……はぁ、妬ましい
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何も出来ない僕自身が、妬ましいよ
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……僕はここだよね
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……はぁ
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………■■■の名が聞いて呆れる
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………最後に何も出来ないなんて
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彼なら、何とか出来るのかな……
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………最後にやるのが、書類整理かぁ
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………俺の最後はここか
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……守るため剣術を教わったのに、いざ本当の危険が来ると何も出来ないのが歯がゆい
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……俺は、上手くいかなくても……当主なら……
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……私の最後はここね
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……よく■■先生と怪我人を治療してたわね
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……はぁ、それももう終わりか
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……誰でもいい……誰でもいいから……
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……私達の思いを……繋げて……
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私達の無念を……紡いで……
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……私の最後はここですね
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……今思うと、広々としすぎているキッチンですわよね
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……まぁ、■■様の食事量を考えれば当たり前でしょうか
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………屋敷のお掃除も、食材の整理も……何もかも終わってしまいましたわ……
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まぁ、食材の整理と言っても、■■様に運ぶだけなのですが
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……あぁ、暇です
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………これから終わりがいつかも分からない休暇ですね
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………私達の無念を……誰か……繋いで……紡いで……ください……
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……俺の最後、か
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………つまらない人生だったな
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経理の仕事も、終わっちまった
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………
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………あいつなら……いけるのかな
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……私はここよね
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………はぁ
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……屋敷の食料、食べきってしまったわ
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悠久に思えたあの食材も、食い切れる時が来るなんてね
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……しかも、終わりの日に
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…………はぁーあ
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……あいつなら、いけるのかしら
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……このくだらない終焉の物語に……終止符を……打てるのかしら
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………はぁ
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………俺は無力だな
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………信用してくれてるのかな、皆
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……あの子も、俺を信用してくれてたのにな
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……守れなかったな……
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……あぁ
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……今日は雨か
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………何も出来ない俺にイライラするよ、本当
……そうか
………
僕は、そうやって終わり、旅を始めたのか
……僕の旅はまだ終わっていない
なら、まだ進もう
遥輝
…ってことがあったんだよ
遥輝
ちゃんと記録取れた?
綱道
うん。……というか、その手に持ってる上着って……
遥輝
……ふふっ、秘密
綱道
ねぇ!それ僕のだよね!?
遥輝
教えないよ
遥輝
でも、こうして話せるのも幸せかもね
綱道
ねぇ!教えてよ!
遥輝
教えないってば♪
綱道
ちょっと!?絶対僕のじゃん!
遥輝
……ふふ、でも、こうして話せる時間、俺は好きだよ
綱道
……そ、そう
ええ、行きましょう
私は色華刀
私は食種グラス
僕達は傲鏡剣
私は怠風形
私は道享船
僕は嫉立鋏
俺は欲金槌
私は人欲形
我らは罪業達より力を込められた
我らは貴方に着いていくと決めたのだ
力を込められる前の所持者がそうだったように






