私は人間ですってば！！

朝

バチンッ

めっちゃ飛ばします

『今日の授業は終わり！気をつけて帰れ！今日掃除の係は残ってけよ〜』

この学校が嫌いだ

前はちょっといじられるぐらいだったが…

大量のゴミが頭の上から降ってくる

ゲシッ

バシッ

『〜！〜〜〜〜。』

『ーーー〜？』

『ーーー。』

『ーーー〜。！』

私のお父さんは妖怪で、お母さんは人間

お父さんが授業参観に来ても妖怪なのでみんなからは見えない

だから、虐められる

そんな母がそれでも好きだった

カー！カァー

カァー

お父さんもコロッと死んでしまった

『ぬらりひょん』

『新しいお菓子の詰め合わせ』

『ぐわっはっはっは』

『グッ…』

『ぬらりひょん！そんなに妖怪たちを倒して、何をするつもりだァ！！』

ザクッ

走ろうとする

ビュンッ

『早いな』

『生首だけとは面白い』

『だが体も欲しかったなぁ』

『ありがとう』

『それで報酬だな』

『仕事が早いし、歳が1番下だからなぁ』

『そうだ！』

『お前名前は決めたか？』

『黒蝶…いい名だ』

『では黒蝶、明日は体を頼んだ』

『あと、もう学校行かなくていいぞ』

『じゃあまた明日』

『いいぞ むしろその方が助かる』