花江もか
ししょー、百合香さん、たったくん、
おはようございますなのです。
おはようございますなのです。
獅子原颯太
おはよ〜もかちゃん。
水戸百合香
おはよ〜
龍田駿
……
花江もか
最近、暑くなってきたのです。
水戸百合香
そうだねー。
花江もか
夏といえば、なんだと思いますか?
獅子原颯太
んー、海…とか?
水戸百合香
スイカ割り?
龍田駿
…花火大会。
花江もか
ぐふふ…夏といえば…‼︎
花江もか
幽霊…なのです…!
獅子原颯太
エッ…‼︎
水戸百合香
あぁ〜なるほど、そうだね。
龍田駿
……
花江もか
ですので、放課後にみなさんでトイレの花子さんに会いに行こうと思うのです。
獅子原颯太
( ゚д゚)
水戸百合香
花子さんか〜…私は別にいいよ。
水戸百合香
気になるし。
花江もか
では、決定なのです。
龍田駿
(俺の意見は…?)
〜放課後〜
獅子原颯太
ねぇ…みんな…
水戸百合香
どうしたの、颯太。
獅子原颯太
本当に花子さんに会いに行くの…?
花江もか
はい!本当にいるのかいないのか、気になるのです!
獅子原颯太
マジ…?
水戸百合香
大丈夫だよ、みんないるし。
獅子原颯太
なんで百合香は平気なの…?
花江もか
たったくんは怖くないのですか?
龍田駿
…別に…怖くねぇよ…
花江もか
体が少し震えていますよ、たったくん。
龍田駿
震えてねぇよ!
花江もか
よし、百合香さん。一緒に花子さんがいないか
確認するのです。
確認するのです。
水戸百合香
うん。 もかちゃんは花子さんいると思う?いないと思う?
水戸百合香
私はいないと思う。だって都市伝説だもん。
花江もか
もかもそう思うのです。
花江もか
では行きますよ〜、せ〜の!
花子さん、遊びましょー。
花江もか
……何も起きないのです。
水戸百合香
やっぱりいないんだよ。
花江もか
あ〜いないと知れて、すっきりしたのです。
水戸百合香
じゃあ、颯太と龍田くんのいる所に戻ろうか。
花江もか
はいなのです。
一方、その頃獅子原颯太と龍田駿は…
獅子原颯太
ねぇ…駿…本当に花子さんがいないか確かめるの?
龍田駿
俺だって確かめたくねぇよ…
獅子原颯太
じゃあ駿も怖いって事…?
龍田駿
いや…怖くねぇよ…
龍田駿
………
龍田駿
よ、よし!もう一気にやっちゃおうぜ…!
龍田駿
ずっと何もしないで怖がるよりはマシだろ…。
獅子原颯太
そ…そうだね!よし、行くぞ〜!せーの!
花子さん、遊びましょー…
龍田駿
……何も起きねぇな…
獅子原颯太
じゃあいないって事?
龍田駿
そうみてぇだな。
獅子原颯太
あ〜よかった!いないんだ!
水戸百合香
颯太〜龍田くーん花子さんいなかったよ〜
花江もか
いなかったですよ〜
獅子原颯太
ん…?待って駿…なんか聞こえない?
龍田駿
はぁ?なんか聞こえる…?
颯太〜龍田くーん。(水戸百合香の声)
龍田駿
…聞こえるな…
獅子原颯太
なんかおれたちの名前呼んでなかった…?
獅子原颯太
…もしかして…
龍田駿
花子さん…?
わぁーーーーーー!!!!!!!!
水戸百合香
え⁉︎今颯太と龍田くんの叫び声きこえなかった⁉︎
花江もか
そうですね‼︎見に行くのです‼︎
獅子原颯太
はぁはぁ…ここまで来れば大丈夫かな…
龍田駿
びっくりして廊下まで走ってきちまった…
獅子原颯太
絶対俺と駿の名前呼んでたよね…?
龍田駿
あぁ…
水戸百合香
おーい!颯太〜!龍田く〜ん!
獅子原颯太
ギャーーー!!まだおれたちの名前呼んでるーーー!!!!!!!!
龍田駿
タスケテクレェーーーーー!!!!!!!!
水戸百合香
あ!ちょっと待ってよ2人とも〜!
花江もか
待ってくださいなのです〜〜‼︎
結局、花子さんはいなかったのでした。
主
自分は怖いのマジで無理…
獅子原颯太
おれも…無理…
水戸百合香
私は平気だな。
花江もか
もかも平気なのです。
龍田駿
俺も…平気…だ…
花江もか
絶対平気じゃないのです。
龍田駿
へ、平気だよ‼︎
主
はいはい喧嘩しない。
主
じゃあみんなまたね〜!
獅子原颯太
またね〜
水戸百合香
またね。
花江もか
バイバイなので〜す。
龍田駿
怖いの平気だからな‼︎勘違いすんなよ‼︎
はいはい。(龍田駿以外)