高2の夏
心地いいくらいに吹く風
家に帰ろうと歩いていたら
ニャーン
?
ニャーン ニャーン
?
野良猫としゃがみこんでいる君がいた
灰谷蘭
ニャーン ニャーン キーッ
?
君 が後ろをふりかえって
俺を見た
?
?
灰谷蘭
ニャーン ニャーン
?
スリスリ..♡
?
灰谷蘭
ミャーオ ミャーオ
?
灰谷蘭
?
灰谷蘭
?
ニャーン
灰谷蘭
?
灰谷蘭
?
灰谷蘭
?
灰谷蘭
ニャーン ニャーン
泉星蘭
灰谷蘭
?
灰谷蘭
ニャーン ニャーン
?
灰谷蘭
?
灰谷蘭
?
灰谷蘭
?
?
ミャーオ ミャーオ
灰谷蘭
?
ニャーン ニャーン
学校の帰りにこの道に寄ると
必ず猫と戯れる君がいた
俺と君と猫で戯れる時間が
日課になっていた
う”ぉりゃ”ーーー
皆殺しだァァ”””
灰谷蘭
灰谷竜胆
黒川イザナ
夜通し喧嘩した日
気づけば朝になっていて
家に帰る頃には昼過ぎになっていた
灰谷竜胆
灰谷蘭
灰谷竜胆
灰谷蘭
灰谷蘭
灰谷竜胆
灰谷竜胆
灰谷蘭
灰谷蘭
灰谷竜胆
灰谷蘭
灰谷竜胆
灰谷竜胆
灰谷蘭
灰谷蘭
灰谷竜胆
灰谷蘭
灰谷竜胆
灰谷竜胆
灰谷蘭
ニャーン
?
ミャーオ ミャーオ
?
ニャーン! ニャーン!
?
いつも通り
猫と喋っている君がいた
灰谷蘭
?
灰谷蘭
?
灰谷蘭
?
ニャーン ニャーン!!
灰谷蘭
泉星蘭
泉星蘭
灰谷蘭
?
灰谷蘭
?
?
ミャーオ ミャーオ
灰谷蘭
?
灰谷蘭
俺の腕を掴んで君は走っていった
灰谷蘭
?
?
俺より20cm近く低い君が背伸びをして
俺の怪我している額に腕を伸ばしていた
灰谷蘭
?
灰谷蘭
?
?
灰谷蘭
灰谷蘭
?
灰谷蘭
?
?
?
灰谷蘭
?
灰谷蘭
?
灰谷蘭
?
灰谷蘭
?
泉星蘭
灰谷蘭
灰谷蘭
泉星蘭
泉星蘭
灰谷蘭
夏のくせに肌寒かった今日
でも何故か
彼女の笑顔を見た瞬間
俺のどこが燃えたように熱かった