aru
aru
aru
aru
aru
aru
aru
aru
aru
マイキーが出ていった後__
嶺
マイキー
嶺
嶺
嶺
嶺
嶺
マイキーのその言葉が
フラッシュバックして 頭に何度も響く
嫌な訳じゃない…
むしろ…私みたいな人間に好意を寄せてくれるのは本当に嬉しい
私みたいな…過去に縋って
" 後悔 "ばかりしてきた人間に
いや、そもそも春千夜が好意を寄せているのは"かっこいい"東卍の お姫様な訳で
今の私じゃないんじゃないか
結局、今の私は
嶺
嶺
嶺
嶺
嶺
嶺
嶺
嶺
本当に上手くいかない事ばっかりだ
春千夜
それとも俺がついてないだけなのか
仕事が片付いたから マイキーに報告と書類を 渡そうと廊下を歩いていた時だった
今後、三途との接触を避けてほしい
でも、私と春千夜は特に何も…
ただの友達だから__
嶺さんの動揺している声と
マイキーの 冷静かつ嫉妬混じりの声
静かな廊下では部屋から少し離れていても聞こえる距離だった
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
しばらくその会話を 盗み聞きしていると
三途がそうじゃなかったらどうする
春千夜
マイキーのその言葉で嶺さんの 口が止まった
同時に春千夜も口元に手を当てた
動揺で声を出してしまった事
それから
嶺に自分が好意を寄せていると 知られてしまったこと
ふたつの理由で春千夜は 動揺を隠せなかった
春千夜はその後すぐ その場を後にした
春千夜
春千夜はその場に座り込んだ
春千夜
俯いてそう呟いた
嶺と再開した部屋
何も無くただ広い部屋に ぽつんと
ひとり。
そして小さくすすり泣く声が
微かに聞こえる
広く静まり返った部屋は余計 孤独を感じさせた
コメント
6件
わわ、好きです リクエストで嶺さんがマイキーと寝てる時に悪魔を見て。マイキーや、亡くなってしまったメンバーに泣きながら謝り続けるみたいなのが見たいです。