テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

とある一家の談話室

一覧ページ

「とある一家の談話室」のメインビジュアル

とある一家の談話室

3 - 三話 華の処刑人 後編

♥

40

2024年07月07日

シェアするシェアする
報告する

☆前回のあらすじ☆

フミカとセイがなんと敵のシェルターを見つけたよ! やったね!!

二人で別行動をするけど フミカがありえないほど嫌がるよ!

あとクローバーが殺されちゃいそうだよ!

早く見つけてね!

あと今回華の処刑人編とりま終わりなのでめっちゃ長いよ! きをつけて!

地下通路

フミカ

ぁぁぁ…勝負するなんて引き受けなければよかったよもぉぉ

フミカ

はっだめだくよくよしない

フミカ

幽霊なんかよりも敵に気をつけないといけないのに…そっちの角から出てこないよね?

チラッ

フミカ

フーっよし大丈夫幽霊なんていない…

???

やっ!

フミカ

うわァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!!!

銃を乱射する音(ズドドトドドドドドンッ

???

おっと危なっ

フミカ

はぁっはぁっはぁ!!!!!

フミカ

あちょっと何してんの危ないでしょ!アマナ!

アマナ

あっはは!ごめんごめんどっかのワンちゃんが怖がってるのを安心させてあげようと思って

アマナ(21) 「pathionia」監視員 相手の神経と五感を操作する能力 幻惑を見せたり、痛覚を与えたり相手と視覚を共有することが可能 性格はいつも笑顔でへらへらしている だが毒も吐く 内側の顔は誰にも分からない あと男

フミカ

ほんとにあんたってやつはぁ!

フミカ

それに、弾が当たってたらどうしたのよ!

アマナ

えでも当たってるよ?

フミカ

え?

戦闘員A

シーン…

アマナ

丁度そこで待機してたんだね、良かったね弾無駄にならなくて野生の勘てやつ?

フミカ

良くねぇわ!!!!!

フミカ

あ!!そういえば私の機関銃返してよ!高かったんだから

アマナ

あ〜…バレてたかいいよ、はいこれ

フミカ

?今日はやけに素直ね

フミカ

もぉ、次やったら風穴開けてやるから

アマナ

やだぁ怖〜い

戦闘員B

くそっっもう半分もやられちまった!

戦闘員C

もういい!全員突っ込め!

敵軍)ドドドドドトドドッ

フミカ

っ!しまった向こうから沢山来てる!

フミカ

仕方ないっ行くよアマナ!

アマナ

おっけ〜、あ言い忘れてたけど

アマナ

その機関銃爆弾仕組まれてたからもうすぐ爆発する

フミカ

は?

戦闘員

え???

どっかぁぁぁぁぁぁぁん!!!

戦闘員

うわぁぁぁぁぁぁ!!!!

フミカ

バカヤローーーッ!!!!!

遠くの音)ドゴオォォォォン

ボス

なんだ…?騒音か?

戦闘員

た、大変ですボス!!!

戦闘員

pathioniaの構成員が通路を破壊しました!!

ボス

なに!?…小賢しいことをっっ

ボス

こうなったら埒が明かない、裏口から出るぞ

戦闘員

はっしかし…

ボス

…あぁ、問題ないすぐ終わらせるよう言うさ

剣山が出る音)ズザザザザザザサ!!

ショウ

はぁ、はぁ、なんだこれ無限に出てくるんだけど

アンズ

…私の能力は、地底を変形させ、自由に動かす

アンズ

大分怪我をしているようですね

アンズ

最初は驚きましたが、そろそろ限界でしょう

ショウ

…体力がない事があだになったな

アンズ

そろそろ終わりにしましょう、貴方はもう長くはない…

アンズ

「アイアンメイデン」

地面)ズドドトドドドドト

ショウ

うーん流石に不味いかもしれない

ショウ

仕方ない、これは使いたくなかったんだけどな

腕を切る音)ザクッ

アンズ

…?なにを

ショウ

「シロツメ」

腕から流れでた血液が、妖精のような姿へと変貌していく

乳白色の生物)とぷんっ

ショウ

「開花」

爆発する音)シューッドカァァァァァァン!!!

アンズ

っ!?爆発…した?

ショウ

おれの能力は、血液から生まれる分離体「シロツメ」を従わせる

ショウ

こいつは少々危ないのでね、使うのを控えていたんだが

ショウ

(…まぁ、フミカ達には黙っとこ)

アンズ

…。

ショウ

「シロツメ、あの子を捕縛しろ」

シロツメの集団)ぴょんぴょん

アンズ

っ!囲まれる

壁)ずどぉぉぉぉぉん!

アンズ

(次から次へと出てくる…っ)

アンズ

はっ!

アンズ

しまったっ背後

大きなシロツメ)ダダダァァァァァン

アンズ

う、動けない…

ショウ

…ごめんなこっちも行かないと行けないから

ショウ

暫くそこでじっとしててくれ

ボス

通話終了

通話
00:00

アンズ

!ボス…

ボス

『お前、まだ手間取っているのか?』

ボス

『そいつの仲間が基地を爆破した』

アンズ

…!

ボス

『はぁ、この基地はお前の能力でできたシェルターのはずだろ…こんなにも脆いとは…』

アンズ

ボスっ大丈夫です、また私が直しますだから…

ボス

『お前はいつから使えない玩具になったんだ?』

アンズ

え…。

ボス

『お前はもっとできるはずだろう、お前がやるべき事は目の前のクローバーを始末することだ』

ボス

『これ以上私を失望させないでくれたまえ』

 通話)ブチッ…ツーツーツー

ショウ

今のは…あの男か

ショウ

酷いことを言うもんだなほんと

アンズ

…違う、

アンズ

アンズが、私がうまくできていなかったから

アンズ

早くしないと、早く殺さないと…

ショウ

それは無理だ、そいつを外すことはできないだから…

ショウ

もう戦うのはよしたほうが

アンズ

…まだ終わってません!!!!

シロツメの捕縛を振り払う)ドゴォォオォォン

ショウ

!?

ショウ

(シロツメを吹き飛ばした…こんなこといままで無かったのに)

アンズ

はぁ、はぁ…

ショウ

一体どうやって…怪力すぎるだろ…!?

多数の剣山)ズドドトドドドドト!!

ショウ

ガハッ!(さっきの数よりも多くなってる…これは流石に避けれないっ)

アンズ

私は、私はまだ役に立てるっこれ以上失望される訳にはいけないんです!!

ショウ

(完全にさっきよりも覇気が強くなっている、これ以上食らって意識でも失ったら…)

???

わぁ!すっごくボロボロになってるじゃん

アンズ

…!?

アマナ

なんか…ここ針山地獄みたいだね

ショウ

…アマナ!

アンズ

…あなたはっどこから侵入してきて

アマナ

ちょっと触らせてもらうよ

耳鳴り)キィィィィィン

アンズ

…うっ!頭が…何、これ?

アマナ

能力が暴走してたからね、少々神経をいじらせてもらったよ

アマナ

まぁ命に影響させはしないから、しばらく立ち上がれなくなるけど

ドサッ

アンズ

う、うぅぅぅ…

ショウ

やっときてくれたか…正直危ないところだったよ

アマナ

やっとってなんだよぉ、僕はいつでもショウの場所は分かってんだから

ショウ

おい笑えん

ショウ

…それにしても、これはやりすぎじゃないかなぁ

アマナ

お仕置だよ、ショウが危ういところだったんだから。…それでこの子どうする?

アマナ

この場で殺すか
僕の能力で『口封じ』するか

アンズ

…やだ、おわれな…

ショウ

…っ!

アンズ

また失敗作っていわれる…役ただずの人形になるのだけは…

アンズ

もう…いらない子にはなりたくない…

アマナ

…困ったなぁ

ショウ

…アマナ、能力を解除してくれ

アマナ

いいけど、また暴れちゃうかもよ?

ショウ

大丈夫、お願いだ

アマナ

…はぁ、ほんとお人好しだよねえ

アンズ

…カハッ

アマナ

それで、その子結局…

フミカ

アマナーーー!!!!どこにいるんだこのヤローーー!!!!

アマナ

…うるさいのが呼んでるなぁ

ショウ

はは、また怒らせたのかよ

アマナ

え〜?僕はただ銃に爆弾が入ってたから変えようとしてあげただけなのに返せっていうからご丁寧に返してあげただけだよ?

ショウ

それはお前が悪いと思うんだけど、謝ってきな

アマナ

ハイハイわかりましたよ

タッタタタ

ショウ

…さてと、アンズだったっけ

アンズ

…殺すなら殺してください

ショウ

いや早い早い、終わりたくないって言ったのはそっちだろ

アンズ

…。

ショウ

ちょっと質問に付き合ってくれないか?

アンズ

…良いですけど

ショウ

家族はいるのか?

アンズ

…分かりません

ショウ

どこから来たのかも?

アンズ

…全部覚えていなんです

アンズ

気がついたら、ボスに拾われて…このようにずっと、命令道理に始末していました

ショウ

…ここから出ようと思ったことは無かったのか、あんなに道具のようなひどいこと言われて

アンズ

…ボスは、私が始末を終えると頭を撫でて褒めてくれるんです

アンズ

なんだか…覚えがないのにその時だけ懐かしさを感じるんです

ショウ

…ふふっそうか

アンズ

なぜ笑うのです?

ショウ

やっぱり子供なんだなって思ったよ

アンズ

こ、子供?

ショウ

アンズにとってはあんなやつでも、親のようなもんなんだなってのが分かるよ

ショウ

何も分からないままここまで来たんだろ?

アンズ

…。

ショウ

おれもさ、昔の記憶が無いんだ

アンズ

…!

ショウ

母親の顔も、父親の顔も思い出せなくて

ショウ

でも、双子の片割れのセイだけは何故かずっと一緒だった

アンズ

…。

ショウ

例え誰かに傷つけられても、苦しみかけても、セイが居たから耐えれたんだ

ショウ

…だけど、おれはこのままではだめなんだって思ってる。記憶が戻ったら自分の体についてもなにかわかる気がするんだ

ショウ

なぁ、アンズ一緒におれのいる組織に来ないか?

アンズ

…どうして?

アンズ

私は、アンズは貴方を殺そうと…

ショウ

そうだな、でもそんなのたくさんあじわってるし今更だよ

ショウ

それに…アンズにもきっと大事な人がいたんだと思う

アンズ

私…に?

ショウ

だからさ、これから一緒に探さないか?

ショウ

忘れた記憶を

アンズ

…!!

アンズ

…でも、

ボス

『おい!!まだ終わらんのか!!』

アンズ

ボス…!

ボス

『何を躊躇っている、お前は私の道具だろう』

ボス

『そんなくだらない戯言なんかに耳を傾くんじゃn

ショウ

あ〜うるさい

ブチッツーツー…

アンズ

…あ

ショウ

アンズ、無理に来てくれとは言わない、お前はどうしたい?

アンズ

…私は、アンズは

アンズ

貴方の力になりたい、アンズも…

アンズ

…誰かの大切になりたい

ショウ

よし、アンズ

君をpathioniaに歓迎する

華の処刑人編 〜完〜

裏話

ボス

クソッアイツ切ったのかっっ

ボス

私の計画は完璧だったはずなのに…っ
そもそも、あの小娘は

???

おやおや娘さんと喧嘩?

ボス

っ誰だ!?

ボス

ウグッ!?

沼のような色の液体が体にまとわりつき、男の首をしめる

ケイ

あまり暴れると息の根を止める

ケイ

今から聞く質問にだけ応えろ

ボス

っっ!(こいつはっ)

ケイ

あの能力者はどこで見つけた?

ボス

…の土地だ…一人暮らしの老人が匿っていた

ケイ

なぜお前らはクローバーの情報を知っていた?誰から聞いた

ボス

…それは言えないなっこっちも契約というのがあるからな

ケイ

そうか…もうお前にようはない

ボス

ま、まて!まだやることがたくさん…

男は沼の中へと沈んでいく

ケイ

はぁ、シゴトはこれで終わりと…

???

だーれだ!!

ケイ

!急に驚かすな、敵かと思ったろ

セイ

ごめんごめん!ケイもこっちに来てたんだね!

ケイ

まぁ、どっかの足早な二人と違ってルーズに向かったからな

ケイ

そういえば…フミカさんは?

セイ

そうそう!二人で別行動してショウのとこどっちが早く着くかゲームしてたんだけど〜

セイ

おれ迷子なっちゃった

ケイ

…はぁじゃあもうショウは救出されてるぽいから行くぞ

セイ

え?

ちゃんちゃん

とある一家の談話室

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

40

コメント

4

ユーザー

最後の悪足掻き見苦しいわ〜♪最高

ユーザー

よかったよ杏〜…!!!!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚