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作者
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五条悟
五条悟
五条悟
五条悟
五条悟
五条悟
五条悟
恵、しんどそうだったな…。
まだ、心身も回復出来てないっぽいし…。
…でも、恵がこうなるまで追い込んだのは。
五条悟
五条悟
五条悟
五条悟
ｶﾞﾁｬｯ…
五条悟
部屋を入った直後。
恵の行動に、目を離せなくなった。
だって、今目の前にいる恵は。
伏黒恵
＿＿ハサミで自分の手を 傷つけようとしていたから。
五条悟
その光景を見た僕は、恵の所まで走って。
五条悟
伏黒恵
恵がしようとした行為を、止めていた。
五条悟
伏黒恵
五条悟
伏黒恵
伏黒恵
五条悟
思わず、素の声が出てしまう。
…今、恵は、なんて言った？
五条悟
伏黒恵
五条悟
五条悟
五条悟
伏黒恵
…ねぇ、恵。
どうして、お前はいつもそうやって…。
五条悟
伏黒恵
伏黒恵
五条悟
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
恵がボロボロと泣き出した瞬間。
恵が持っていた「ソレ」が、 恵の膝元まで、ゆっくりと落ちていった。
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
五条悟
…一体、この子は何を抱えているのだろう。
恵の事だ。
きっとまた、難しく考えているに違いない。
…どうして、恵は。
五条悟
五条悟
伏黒恵
五条悟
伏黒恵
伏黒恵
五条悟
伏黒恵
五条悟
…そうか。
恵は、ずっと…。
伏黒恵
五条悟
五条悟
五条悟
伏黒恵
五条悟
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
五条悟
頭が真っ白に染まっていく。
恵はずっと、ずっと苦しんでたんだ。
皆や、僕に。
本当の自分を、見て欲しくて。
ずっと、ずっと…。
五条悟
五条悟
そう言って僕は、恵を手刀で気絶させた。
伏黒恵
五条悟
どうして僕は、恵のSOSに気付けなかった。
恵が、自分を見失う程まで。
本当の自分を見て欲しくて。
「ソレ」を使ってまで。
術式を捨てようとするまで。
…僕が追い込んでしまったというのに。
五条悟
涙で視界が歪んでいく。
…あぁ、神様。
僕は一体、どれだけ罪を償えばいい？
どれだけ罪を償えば。
この子の隣に立つ事を許されるのだろうか。
作者
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コメント
7件
うわぁああああ 見とったら 涙出てきたー！ 母の近くで… なんなら神作す
うっっわ泣けてくる神作じゃん
本当に主さんの物語凄いですね(´｡✪ω✪｡ ` )憧れです！
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