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バカップル わかってる ↑語呂良い byぽすか
ほぁぁぁああ!!!!!!!! しんだ
初コンテスト作品
one letter __ ¿
🌸 × 📢
start
ねぇ 、 君は " one letter " って知ってるかい ?
… え 、 知らないの ?
いや 、 知らねぇよ って … 口が悪いなぁ 、
まぁ 、 いいや
せっかくだし 、 少し " one letter " の話聞いてくれない ?
きっと 、 暇つぶしになるんじゃない ?
… お 、 聞いてくれるんだ .ᐟ
じゃあ 、 " one letter " について話そうか
" one letter " っていうのは 、 とある1種の呪いなんだ
簡単に言うと 、 未来の自分に手紙を送れるんだ
今で言う 、 タイムカプセル ? ってやつ
… 今 こいつタイムカプセル知らないの 、 って思った ?
… 思ってないならいいけど 、
話が逸れちゃったね
それで 、 手紙を送ったら記憶が消えるんだ
これが 、 呪いの部分
良いか悪いかは 、 君の思う次第だけどね ♪
… 詳しく知りたい ?
じゃあ 、 この本を渡すよ .ᐟ
そこに 、 詳しい話が乗ってるからさ
その方が 、 わかりやすいんじゃない ?
… これでわかんなかったら ?
それは 、 自分で考察して
そんなに君に時間を捧げる訳には行かないし …
じゃあ 、 あとはその本を頼りな
じゃ ~ ね ♪
🌸 __ LAN . 🎀
急に言われた先生の一言 .
🌸 __ LAN . 🎀
" うちのクラスの不登校の子を学校に通わせろ "
そんなの無理に決まっている
先生に " もし 、 学校に来てくれたら甘いものを好きなだけ食わせてやる "
って 、 言われたら断れない
俺 … 自分が思ってるよりチョロすぎだろ 、
🌸 __ LAN . 🎀
すぐ終わると思っていた頼み事が 、 案外長くなりそうでついイラついてしまう .
帰るか 、 ? と後ろを振り向く
すると 、 先生の言葉がフラッシュバックする
俺 、 どんだけ甘いもの食いたいんだよ …
自分でも馬鹿過ぎる … と呆れるぐらい .
そんな訳で 、 帰るか 頑張って説得して甘いものを沢山食べるか の2択になった .
ん ~ 、 と眉間に皺を寄せ考える
すると 、 さっきまで風の音しか聞こえなかった場所から 、 カツ ゞ … と足音が聞こえた
… 人だ
こんなドアの前で突っ立ってるのを誰かに見られるのが恥ずかしいと思いアタフタする
すると 、 その足音を鳴らしていた人が俺の前に現れた .
… あ 、 俺 ✘んだ 、 ?
目の前に立つ男性は 、 グレーのフードに黒マスク
まるで 、 不審者のような格好をしている
そして 、 オマケに目つきが鋭い .
… こわ 、
🌸 __ LAN . 🎀
目が合ってしまい 、 そのまま沈黙の中
目を背けながら 、 戸惑いの言葉を発する
?
急に言葉を出すのかと思いきや 、 質問をされた
俺は 、 思わず へ 、 ? と 、 情けない声を出してしまった .
すると 、 相手の人は … ヤンキーでいいや .
このヤンキーは 、 んぐっ と吹き出しながら笑い始める
な … 何こいつ … すんげぇウザイ 、
?
🌸 __ LAN . 🎀
戸惑いながら 、 質問をすると苗字呼びに慣れていないのか下の名前でと頼まれる
🌸 __ LAN . 🎀
すると 、 ん と相槌をしながらにこ っ と笑う
少し 、 そんないるまの姿にドキッ と した .
どうした ? といるまに言葉を掛けられ 、 本来の目的を思い出す
🌸 __ LAN . 🎀
📢 _ いるま . 👾
即答 .
なんで ? と言いよるも 、 なんでもない と誤魔化される .
つい 、 下に見られているような態度にイラついてしまう .
📢 _ いるま . 👾
いるまは 、 俺が怒ってるのを拗ねてるのと勘違いしている
馬鹿だな と思いながら 、 いるまと同じ通りに なんでもない と鼻で笑いながら言う .
📢 _ いるま . 👾
🌸 __ LAN . 🎀
と 、 堂々と決め台詞を良い去る
そんな自分に自惚れながらも 、 いるまにどうやって学校に来てもらうかを考える
まぁ 、 なんとかなる .ᐟ
いるまに 、 あの日会ってから数日経つ
俺の中で 、 学校帰りにいるまに会うことはルーティン化している気がする .
というか 、 している .
ふと 、 右側にあるポストが目に入る
そういえば 、 最近確認してないな … と思い 、 ポストの中身を取り出す
ほとんど 、 ポストに入ってるものはチラシか新聞
けれど 、 白の小さい綺麗な手紙が入っていた .
宛先も 、 何も表の封筒には書いてない
なにこれ … と思いながらも 、 優先順位が先の学校へ行く .
ドアを勢い良く空け 大きな声で 、 挨拶をする
誰も居ない教室で
誰もいないからできること 、
これが少し 、 面白くて好きだ .
多分 、 周りからしたら変な人なんだろうけど 、
そんなことを考えながら 、 自分の席に座り荷物を引き出しに入れる .
鞄を開けると 、 朝の手紙が目に入る
… 誰も居ないから 、 と興味本位で手紙を読む
すると 、 殴り書きで書かれた 、 しわくちゃの小さな紙に 『 死んで詫びろ 』 と一言が書かれている
文を見た瞬間 、 全身の血の気が引く .
気味が悪い 、 これが一言目の感想
誰かに 、 恨まれている訳でもない .
ごく普通の日常を送っている .
なのに 、 こんな手紙が来る
きっと誰かの悪戯だ そう思い鞄の中に雑にしまう
1秒も目に入れたくないから 、
学校終わりの放課後
俺は 、 先生に呼び出されて職員室にいる
多分 、 いるまのことだろう
先生が 、 ここに座りな と椅子を出してくれ お礼を言い腰をかける
すると 、 いるまの件 どんな感じ ? と聞かれる
話してくれますけど 、 学校には来てくれないそうです .
そういうと 、 先生は驚いた顔をして俺を見る
俺の頭の中には ? が沢山あるが 、 先生の言葉を聞いて 、 驚く理由がわかった
朝 10時に目覚ましがなり 、 目が覚める
いつも通りの部屋の光景にため息が着きたくなる .
けど 、 最近はLANが来てくれる .
前とは違う日常を過ごすことになり 、 毎日がほんと少しだけ楽しくなる
そういえば 、 久しぶりに部屋の片付けでもしようかな 、
そう思い 、 新聞とか捨てるからポストの方に行く .
すると 、 大量の新聞の中から1つの小さな手紙が入っていた
📢 _ いるま . 👾
大事なものかもしれない 、 そう考え恐る ゞ 開ける .
すると 、 小さな紙に 、 所々赤くなってる場所がありつつ ほっそい字で 『 あいつは信用するな 』 と書いてある
" あいつ " とは ?
手紙の宛先も気になる .
けど 、 真っ先に思いつく人はいじめっ子
高2から始まった虐め
未だに 、 怖くて高3の今も人が信用出来ない
けど 、
📢 _ いるま . 👾
高2の記憶がひとつもない
クラスメイトが分からなきゃ 、 先生も分からない
ましてや 、 いじめを受けてたのかも曖昧
だけど 、 今も残ってる体の痣と 人へのトラウマ
多分 、 何かしらはあったんだろう
📢 _ いるま . 👾
LANは 、 俺をこの地獄から救ってくれるのだろうか
ドアのチャイムを鳴らして 、 いるまの名を呼ぶ
すると 、 いつものように よっ と言いドアを開けてくれた
けど 、 なんかいつもより少し暗い顔 …
🌸 __ LAN . 🎀
📢 _ いるま . 👾
あれ 、 違ったかも …
そう思い 、 誤魔化すように少しふざける
すると 、 いるまも少し笑う
… 良かった 、
まぁ 、 不登校の子がなんの悩みがないわけじゃないけど …
いつか教えてくれるといいな
🌸 __ LAN . 🎀
今は 、 お互いのことあんまりわかんないけど
いつかちゃんと 、 沢山教えてね ?
言葉にはしないけど 、 そんな言葉を思いながらいるまの名前を呼び にひひ っ と 笑う
いつか 、 いるまを沢山笑わせたいな
今日は 、 特別な日 .
なんで 、 俺がクラス委員でもなんでもないのにいるまのことを頼まれるのか
それは単なる部活関係
太陽光の光が教室に差し込み 、 カーテンのおかげで全体が少し白くなる .
ちょうど 、 風が少し吹いているのもあってなんだかちょっぴり青春みたいな雰囲気 .
俺は 、 腕を上げ 、 思いっきり体を伸ばす
その反応で 、 ぐたぁー と 机に伏せる
すると 、 1人っきりの空き教室のドアが開く
… あ 、 人だ
そう思い 、 その子に " なにか俺に相談ですか ? " と尋ねる
すると 、 少し気まずそうに返事をしてくれた .
俺は 、 机の向きを変え 、 椅子を出す
2人が向かい合って座り 、 ノートとペンを取り出す
17時のチャイムと同時にノートを開く
相手も 、 俺の行動を読み取り 、 話し出す .
始まってから 15分後 、 相手の話が終わる .
俺は 、 ノートを閉じてペンを置く
🌸 __ LAN . 🎀
それまでには 、 見つけ出すので
そういい 、 相手は俺に一礼し教室を出る .
すると 、 またドアの開く音がする .
今日は人が沢山来るなぁ ~
そう思い 、 ドアの先を見ると先生がいた .
なんだ … 先生か … そんな顔をすると先生は俺の心を読み取ったのか俺でゴメンな ? と言う
そして 、 俺の座っている向かいに座り 、 さっきの依頼について聞く .
俺はノートを先生の方に向け 、 説明をする
とある 、 依頼者様の友達が記憶が消えたらしい
事故にも 、 病気関連でもない
けど 、 見覚えのない白い小さな手紙が入っていた
それを聞き 、 先生はひとつの本を出す .
表紙には 、 100の呪い と書かれていた
… なんでこんな本を持っているのか 、
そんな疑問もありつつ 、 付箋の着いてあるページをめくる
すると 、 " one letter " についての解説があった
俺は 、 その解説文と依頼者様の話の共通点を探す
全てが一致していた
俺は 、 驚きながらも先生の言葉に唖然とする .
" one letter " は1年前に手紙を送れる
その手紙を送ると 、 その1年前にタイムスリップする
そして 、 手紙を送った日に死ぬ
けど 、 一部の人は死なないらしい
けれど 、 その原因などは不明
俺は 、 すぐさま先生の言葉をノートにメモする
すると 、 放送の音が入る
もう18時になったみたい
先生が 、 早く帰りな と言い俺に手を振る
俺も 、 一礼して学校をでる .
俺は 、 今日の依頼に興味深く持ち 、 またもやノートを出す .
すると 、 1つの小さな手紙が目に入る .
one letter だ .
すると 、 前に中身を見た時より血の気が引く
それと同時に 、 頭が痛くなり脳内に色々なものが過ぎる .
高2の夏 .
俺は 、 いるまと2人っきりの教室の窓を眺める
良い雰囲気 … そう思いながら 、 夏の冷んやりした気持ちのいい風に当たる .
すると 、 いるまが隣に来て俺を見る .
どうした ? と聞くも 、 いるまはなんでもない と 誤魔化しながら笑う
俺は 、 そのいるまの笑顔にドキッとする
いるまと同じように 、 俺もいるまを見つめる
すると 、 いるまはまたもや俺に笑顔を見せる
そんな優しい暖かい笑顔を見ると 、 癒される
それと同時にたくさんの罪悪感に溺れる .
ねぇ 、 いるま … ごめんね 、 なんも出来なくて
そう不安になり 、 いるまに言う
すると 、 俺を撫でてくれた
俺は 、 LANと居ればそれだけでいい
虐めなんかには負けないから .
そう言ってくれた
けど 、 やっぱり不安
そう考えていたら 、 いるまが俺の頬にキスをする .
俺は 、 口にはしてくれないの ?
そう聞くと 、 可愛いやつだな と言い再度俺にキスをする .
2人っきりの静かな夏の教室 .
カーテンに隠れて 、 いるまと沢山キスをする
お互いの名前を呼びあって 、 沢山愛され 、 愛す
なんだかいけないことをしているみたい
そう思うと 、 段々と恥ずかしくなってくる
📢 _ いるま . 👾
🌸 __ LAN . 🎀
バカップル
分かってる 、 それでも良いからもう少しこの甘酸っぱい青春の雰囲気を味わいたい
でも 、 幸せっていつまでも続くわけじゃない .
ある日を境目に 、 いるまは学校に来なくなった
なにかあったのかな ? と思うよりも虐め
そっちの方が早く思い浮かんだ
俺はすぐさま電話をかける
あ 、 俺裏切られた
いるま っ " .ᐟ .ᐟ と大声を出し 、 家のドアを叩く
すると 、 いるまがドアの前に現れる
ドアスコープから少しだけ 、
いつもは簡単に開くドアも 、 今日は中々開かない
ねぇ … 開けてよ 、 ? お願いだから …
そう 、 ドアの前にへたりと座る
いるまからの第一声 、
" なんで 、 クラスメイトに俺を虐めてくれって頼んだんだよ "
やっぱり 、 言われてた
言うなって … 言ってたのに
" 俺が嫌いだから … ? 憎いから ? "
いるまが震えた声で問いかける
俺はすぐさま 、 違う .ᐟ そう否定する
🌸 __ LAN . 🎀
俺も 、 震えた声でいう
分かってくれない 俺の歪んだ恋愛感情
俺 … ずっといるま以外 、 なんもいらないって思ってた
いるま以外の人間も 、 お金も全部
いるまだけ 、 いるまが俺の傍に居てくれればそれで良かった
けど 、 どうせいるまは分かってくれない
俺以外の人間も必要だし 、 お金もゲームも沢山大事なものがある .
そうでしょ ?
俺 … いるまの幸せを1番望んでるよ 、
いるまが毎日笑って過ごしてくれれば
でも … それでも俺は 、 俺だけは幸せになれない
多分 、 心のどこかで思ってる
だったら 、 いるまも俺以外全部いらない
そう思ってくれればいい
って … だからいじめを 、
📢 _ いるま . 👾
びっくりもしない 、 その言葉
俺 、 疲れちゃった
🌸 __ LAN . 🎀
なにこれ 、 ?
俺がいるまと付き合ってた ?
いるまが虐められてたのは俺のせい ?
なら今いるまが不登校の理由って 、
考えただけで 、 吐き気がする
前の手紙 、 そこには " 死んで詫びろ "
これ 、 俺が俺に送ったメッセージ 、 ?
俺 … 高2のころ 、 いるまを …
いるまとは 、 会わない方がいいのかな 、
あの日以降 、 俺はいるまに会いに行けてない
行こうと思えない
会いたい 、 けれど足が思うように動かない
俺 、 臆病者だ
そんなことを考えているとドアの開く音がする
その方を見ると 、 いるまがいた
🌸 __ LAN . 🎀
1番会いたくない 、 会って … 俺は 、
懐かしいな 、 と言いながら俺の方へ来る
やだ 、 来ないで 、
俺は 、 力強く目を瞑ると急に暖かい何かに包まれる
… いるまだ
俺 、 今 いるまに抱かれてる ?
📢 _ いるま . 👾
名前を呼ばれ 、 びっくりしているといるまから先に口を開ける
📢 _ いるま . 👾
そう 、 笑いながら俺に聞く
なにこれ 、 俺への復讐 ?
知らない 、 そう言い目を逸らす
すると 、 いるまが俺の顔を掴んで無理やり目を合わせる
… へ 、 ? 思わず声がひっくり返る
… いるま 、 泣いて
📢 _ いるま . 👾
あ … いるま知ってるんだ 、
… うん 、 と 弱々しい返事をする
📢 _ いるま . 👾
📢 _ いるま . 👾
は 、 ? 何故かいるまの言葉に怒りが湧く
🌸 __ LAN . 🎀
📢 _ いるま . 👾
🌸 __ LAN . 🎀
好き 、 いるまが俺の事 ?
📢 _ いるま . 👾
📢 _ いるま . 👾
いるまの言葉にほんとにびっくりする
何もかも壊されていい 、 だから付き合って
いるまは 、 俺が来年どんなことをするのか分かってる
分かっているはず
🌸 __ LAN . 🎀
🌸 __ LAN . 🎀
うん 、 いいよ
いるまが 、 笑顔で優しい暖かい笑顔で言う
そんな顔されたら 俺 、 断れないじゃんか
🌸 __ LAN . 🎀
俺はそう言い 、 いるまに抱き着く
ごめんね 、 この想いは変えられないけど … きっとシアワセにしてあげるから
その日まで待ってて 、 俺の可愛いカノジョ ❤︎
高2の夏 、
去年は 、 バカップルみたいなことしてたんだっけ ?
でも 、 今の高2の夏はLANと過ごす
LANの 、 暖かいリビングで ___ ¿
多分 、 選択が変わればそんな未来があったのかもしれない
全面ピンクの壁
そして 、 デカ ゞ としたベッド
そんな場所で 、 俺は首についてる鎖を見ながら考える .
でも 、 今がシアワセだからそれでいい
俺は 、 一緒LANと結ばれる関係
シアワセに 、 愛し合う関係
これが崩れることは一生ない
LANも 、 LANの愛し方で俺を愛す
沢山殴って 朝までずっと性行為する .
周りから見たら 、 俺たちは狂ってる
バカップルの度を越してる
けど 、 俺たちがシアワセならそれでいい
📢 _ いるま . 👾
📢 _ いるま . 👾
🌸 __ LAN . 🎀
one letter __ ¿
メリーバッドエンド
- シアワセ -