※ジャバウォックの寮内だと思ってください(訳 心を綺麗にしろ)
陽(はる)
ええんか?ご飯作って貰って

紗桜(さら)
え、えぇ!態々私の面倒のために色々してくれてますし

紗桜(さら)
は、はい!

紗桜(さら)
あっと…た、多分?

陽(はる)
ええやろええやろ!

紗桜(さら)
あっと…ちょっと前に○○ホテルで料理員として働いていたので……一応、味の保証は出来るかと…

陽(はる)
○○ホテル!?あの高級ホテルか!?

紗桜(さら)
あ、はい…やめてまだ2ヶ月くらい……ですかね

叶空(とわ)
何処〜?そこ

陽(はる)
日本一誇るホテルやで!

紗桜(さら)
ま、まぁ……そうは言われてますね

陽(はる)
そこの調理員とか…
めっちゃ凄いやん!!

紗桜(さら)
え、っと……と、とりあえず作りますね、すぐに作りますから待ってくださいね

紗桜(さら)
はい!皆さん分出来ましたよ!

叶空(とわ)
わぁ〜!✨美味しそ〜✨

陽(はる)
めっちゃ器用やん……それにめちゃ美味そう

紗桜(さら)
沢山食べてくださいね!

紗桜(さら)
まだ残りも有りますし、夜にも食べれますから!

叶空(とわ)
わーい!✨

3人方はご飯を食べ進め…私もキッチンで1人でご飯を軽く済ませ食器類を全て
洗って片付ける
陽(はる)
はぁ〜……食った食った!満足したわァ

紗桜(さら)
美味しかったですか?

陽(はる)
おう!めっちゃ美味かったわ!ありがとさん!

紗桜(さら)
いえいえ、また食べたく
なったら教えて下さいね、時間に余裕があれば時間がかかるものも作りますから

叶空(とわ)
やったー!!!

紗桜(さら)
気のせいですよ、私にはこんなことしかできませんから笑

陽(はる)
いやいや…こんな
ハイクオリティなご飯
そうそう食えへんよ

紗桜(さら)
そう…ですかね

紗桜(さら)
あ、食器類洗っちゃいますね

陽(はる)
お、ありがとさん

紗桜(さら)
いえいえ

紗桜(さら)
〜♪

陽(はる)
おめぇさんええお嫁さんになれるなぁ笑

紗桜(さら)
は、はい?

陽(はる)
ん?おかしい事言ったか?

紗桜(さら)
あ、えっと…まぁ、ある意味?

陽(はる)
ほか?

紗桜(さら)
だ、だって…私がお嫁さん……?とか、なれる訳ないですし

陽(はる)
??なれるじゃろ

陽(はる)
お前さん美人さんやしお前さん、優しいやん

紗桜(さら)
え、っと……そう…です、かね?

紗桜(さら)
私にそんな価値は無いと思っていたので……

陽(はる)
おめぇさんは人からの評価が好きなんじゃな

紗桜(さら)
へ?

陽(はる)
ピカブーとかめっちゃ懐いとるじゃろ?

陽(はる)
お前さんは少なくとも動物達からも好かれとるしわしらにも好かれとる

陽(はる)
つまりは、無価値ってのはお前さんの狭い価値観でしかないってことじゃ

紗桜(さら)
そ、そん…なの……

陽(はる)
まぁあと、多少なりともワシらを頼ってな?

陽(はる)
どんなあれでもええけど…辛くなったら何時でも頼ってくれって事じゃ

紗桜(さら)
!!じゃ、…じゃあ……少し…たまに……ここに来て、遊んでいい…ですか?

陽(はる)
もちろんじゃ

紗桜(さら)
!!やった♪

叶空(とわ)
!!(この子……可愛い…)

陽(はる)
ちょッ、叶空!?

紗桜(さら)
??あ、あの…?

突然音無さんが私を後ろから抱き締めぐりぐりと肩口に頭を擦り付けてきた
紗桜(さら)
あ、え、っと……あの…

陽(はる)
す、すまんなぁ…どうやらお前さんの事気に入ったみたいでな……笑

紗桜(さら)
え、っと……き、気に入ってくれるのは嬉しいんですけど…

紗桜(さら)
え、っと…に、匂いを……嗅ぐの…や、やめてもらって……いいですか…?

陽(はる)
叶空!?

叶空(とわ)
スンスン…スンスン…

紗桜(さら)
あ、の……は、はず…かしくて……

叶空(とわ)
甘い匂い……

紗桜(さら)
!?だ、ダメです!

陽(はる)
と、叶空!それはアカン!!

叶空(とわ)
やだ、この匂い好き……
スンスン

紗桜(さら)
ちょッ、さ、艸楽さん!
音無さん止めてください!!

陽(はる)
ま、待てぇ待てぇ!!

叶空(とわ)
うなぁ"ー!!!

陽(はる)
あ、アカンアカン!!アカンから!

紗桜(さら)
わ、私帰ります!それでは!!!!

陽(はる)
お、おう!また今度な!

叶空(とわ)
やだぁ"ー!!!💢

ドタバタドタバタ……ガチャッ…バタンッ