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からかわれた僕は先に歩き始める
後を追って君も着いてくる
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酷い無茶ぶり
君も俺にはそんな人を笑わせるような 才能がないことに気づいているはずだ
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ほらまた、
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そんな話をしていると、 あっという間に幼稚園に着いた
先生
ことね
ことね
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ことね
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ことね
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ことね
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ことね
ことね
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ことね
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ことね
ことね
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ことね
妹を撫でる君は、 とても穏やかな表情をしていた
それから数週間がたった5月初旬。
新緑が世界を支配し始める
告知された日、1ヶ月ごとに病院に 検診に来るように言われた
治療法はないから ただの進行状況の把握だ。
今俺から消えた色はピンク系統だけど、 日常生活は特に問題ない
そして今も家族には黙り続けている
俺は一体いつ死ぬんだろうか
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ここは駅前のカフェ
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放課後に俺が行きたいと言ったカフェに一緒に来てもらった
一緒に妹を迎えに行った日から、 2人で出かけることが多くなった
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俺は君の言葉に共感して、 目を伏せる
医者を覗いてこの世界で唯一病気のことを知っているのが、
君でよかったと思った
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