私が喧嘩強い理由 それは絶対兄ちゃんの影響 もう兄ちゃんを泣かせたくなくて 私は強くなった 数年前 まだ小学生だった私 学校の帰宅帰りのこと。
女
女
桜木天竜(さくらぎてんりゅう) 私の兄。 兄ちゃんはとても強かった。 それでいて優しかった。 困っている人がいたら助けてしまう。 正義感にあふれる人。 まさかその性格が仇となるなんて。
女
女
恋
その時高校生くらいだった女に 兄ちゃんが大変だと言われ廃墟の工場につれてこられた。
なのに兄ちゃんがいない。
恋
女
女
恋
恋
天竜
天竜
恋
兄ちゃんが来た途端、男が私に刃物を突きつけてきた
恋
男
天竜
男
天竜
男
男
天竜
男
男
男
男
天竜
男
男
兄ちゃんは、私の身に万が一があったらいけないと思って無抵抗だった。 ボコッ。ボコッ。
天竜
恋
恋
女
パンッ!
恋
天竜
これ以上兄ちゃんが殴られているのを黙ってみてることはできなかった
恋
女
私は女の腕に噛み付いて、 どうにか兄ちゃんのもとに行った。
恋
天竜
天竜
恋
女
女
女
女
その時女が私の方に向かって ナイフを持って走ってきた
恋
天竜
天竜
グサッ、
天竜
女
女
恋
兄ちゃんが刺されてからのことは 覚えていない。 覚えているのは なぜか兄ちゃんをボコボコにしていた奴らが倒れていた。 その後兄ちゃんは病院に運ばれ 命は無事だった。 きっとその時だろう。 もう自分の為に誰かが 犠牲になってほしくない。 その為に兄ちゃんに 心配かけないために 強くなろう。 そう決めた。