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結局 hr ut yu so ym tk ky kom になりました!!
俺が目覚めたのは 一緒の部屋で眠っていたはるてぃーが目覚めた少しあとだった
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不安と混乱で頭がいっぱいになる。
「はあ…」とため息をつくとようやく俺が起きたことに気が付いたはるてぃーが如何やら御機嫌な様子で此方へ駆寄ってくる
この期に及んでなんて呑気なやつなんだ…
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更に顔色を悪くする俺を見て「ご、ごめんッ」と口に手を当てるはるてぃー。
ちょっとキモかった
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何となく予想はついていた。
ここに来る前に起動したゲーム、そのコントローラーと同じ武器。 見覚えのないファンタジーな部屋。
多分 最新のVR的なそれだろう。
──あ、でもそれらしき機械は付けてなかったし…じゃあこれは夢?それとも…
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またも独りで考え過ぎていた、取り敢えず返事をした俺にはるてぃーが「あ、良かったよかった。」と昔から変わらない笑顔を浮かべた
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周りを探索しようとする俺に誰かの記憶が流れ込む。
俺は騎士で隣国が起こそうとしている戦争を根本的に──
──隣国の人類を滅亡させるという長期に渡る重大な任務をはるてぃーと他騎士たちと任されている。
全部、思い出した。
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──「今回の任務は?」
「今日は隣国を纏める城の王子を仕留めてください。犠牲を伴われる任務だなので気を付けてくださいね」──
聞き覚えのある声が頭に残っている。 でも ここに来る前 どのような関係だったか思い出せない。ただ 「司令官兼上司」、という「此方の」曖昧な記憶しかない。
ここに来て分かったことは 如何やら各々に能力があるらしく、俺は通信。はるてぃーの能力は透視。何処に人が何人居るとか 近寄れば誰が居るとかも分かるらしい。
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ややネガティブ気味になっていた俺にはるてぃーがあっさり言い返した
確かに。通信が出来るならその指示を聞いてただ動くというのもできないこともない。
そういう点では通信は万能、なのか…?
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顳顬に中指を当て目を瞑りながらはるてぃーが言う。
俺は少しでも足を引っ張らないように、と一目散に司令官に連絡を入れ 指示をもらう。
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「オマエらも行くぞー!」とはるてぃーが少し後ろを走る部下にも声をかける。
「はい!」と威勢のいい返事が一斉に聴こえる。
取り敢えず表玄関で20名近く居る軍隊を東口西口で分け、勢力のある俺、はるてぃー、他部下は西口。
比較的力のないメンバーは大人数で東口に向かわせた。
力がない、とは言っても「この部隊の中で」ということで 剣術も申し分ない。
正直、余裕だろう。
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部下を引き連れて西口に向かう道中、はるてぃーが話しかけてきた。
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「この仕事 終わった有給取って一緒街におりてデートしようよ、」と技と俺が反応しそうな言葉選びで悪戯っぽく微笑んだ
案の定「デート」だなんて普段使わないし そういうことにも疎い俺はあっさりはるてぃーの思惑通り「え、今、なんて、」と顔を真っ赤にさせながら動揺する
それが余りに面白かったのかはるてぃーが吹き出す、何か腹立つな。
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俺は軽く自分の頬を叩き 何時もの冷静を戻し、西口に一直線に走った