高畠 凛
…ん、
高畠 凛
ここ、リビング…?
リュカ
あ、起きたか
高畠 凛
え、なんでリュカが隣にいるの?
リュカ
お前が泣き疲れて俺にもたれながら勝手に寝たからだろ
リュカ
それに、そばにいろって言いやがったのはお前じゃねえか
高畠 凛
そ、そういえばそんなことも言った気が…
ノア
凛さん!ただいま…
ノア
…って、なんでリュカさんにもたれかかっているんですか!?!?!?
ノア
まさか、リュカさん!!
リュカ
あ?なんだよ
ノア
あなた凛さんに変なこと…
リュカ
してねえよ!
高畠 凛
もー、朝からうるさいなー、
高畠 凛
(でも、2人がいてくれるから今は寂しくない、!)
プルルル(凛のスマホの着信音)
高畠 凛
あ、こうちゃんから電話だ、
高畠 凛
2人とも、こうちゃんが今近くまで来てくれてるらしいから家にいててよね!!
高畠 凛
今度は着いてこないでね!?
リュカ
へーへー、
凛が出て行く
リュカ
チッ、鳴宮のヤツが悪魔に敏感なせいで尾行もバレたじゃねーか
ノア
今回ばかりはお供できそうにないですね、
ノア
…それにしても、リュカさん
リュカ
あ?
ノア
あなた、まさか凛さんに恋してませんよね?
リュカ
は?んなわけねーだろあんなヤツ
ノア
それなら良かったです!
ノア
人間に恋した悪魔は"どうなるのか"、ご存知ないのかと思いました。
リュカ
知ってるに決まってる、
リュカ
…そういうお前はどうなんだよ
ノア
私はあくまで、凛さんに恋しているのではなく、愛しているのです。
リュカ
…つくづくよく分かんねえヤツだな
高畠 凛
ごめんね、ここまで来てもらって💦
鳴宮 弘太郎
それは別に大丈夫だ。
高畠 凛
それで、話したいことって…
鳴宮 弘太郎
昨日は悪かった。
高畠 凛
えっ、
鳴宮 弘太郎
まさか誰にも"あの事"を言ってなかったなんて思わなかった、
鳴宮 弘太郎
辛いことを思い出させて、本当に悪い、
高畠 凛
…それだけを言いに来てくれたの?
鳴宮 弘太郎
?ああそうだが、
高畠 凛
…っぷ、
高畠 凛
やっぱり昔から変わらないねっ笑
高畠 凛
なんか安心して気が抜けちゃった笑
鳴宮 弘太郎
まったく、凛は…
高畠 凛
なんだか力が抜けて…
高畠 凛
あれ、?
凛が倒れる
鳴宮 弘太郎
凛!?
鳴宮 弘太郎
大丈夫か、しっかりしろ!!
鳴宮 弘太郎
凛!!!