何日かたってトントンも 大分慣れてきて馴染んだ 俺とトントンは特別仲がよく 2人でよく話たりした。
とは言っても幹部と書記長じゃ 立場が違う。 周りから冷ややかな目で 見られることも多かった。
仕事が終わっていつもどおり書記長室に移動しているとき。こんな会話が聞こえた。
だけどトントンはそんなことを 全然気にしなかった。 そばにいてくれたし、なんなら 他の人を睨んだりもしてた。
兵士A
兵士B
兵士A
兵士B
無能。
わかってる。そんなの俺が一番。 今まででどれだけガバってきたか……
…まて…?なんで俺はあの国から…ここの国に来たんや…? ……苦しい。思い出したくない。 息が……つまって………
トントン
優しい声が耳に響いた。 トントンや。この声は……
大先生
不安そうに見てくる目が逆に辛い。 俺は素早く目をそらした
トントン
見たことがある。 不安げそうに見る目…少し潤んで綺麗だ。 俺と違って目が綺麗…
大先生
トントン
大先生
トントン
大先生
トントン
覚えてない……?なんのことや? 俺は…何も知らない… トントンは俺の頬に手を伸ばすと優しくなでた 微笑んで離していつも通りに笑う
トントン
大先生
俺は笑い返した。 何も覚えてない。 何も…わからないから。
コメント
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んふふ
わたし君らのせいで有無組が推しになりそうなんだけどどうしてくれんねん
ありがとぉ