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⚡さんと🎶さんが出るよ
・ご本人様と関係ありません ・個人用なので駄作 ・学パロ ・喧嘩 ・病み描写 ・短い ・キャラ崩壊注意 ・何が来ても良い人向け
以下本編 162タップ
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友人から放たれた一言。それは俺を苦しめるものだった。
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嘘の答えでしか俺の心は守れない。
一年前、俺を含む六人グループでゲームをする日々を送っていた。偶に喧嘩することはあるが、基本的には仲良しだった。だけど、俺の性格が災いしてグループの一人のシャークんと喧嘩した。いつも通りの喧嘩ならすぐに仲直りが出来た。
でも、いつも通りでは無かった。内容はあまり覚えていないが、大喧嘩に発展した。見兼ねたきりやんとスマイルという友人が止めてくれたが、その二人まで喧嘩させてしまった。シャークんとスマイルは俺達から距離を取り、クラスメイトの子と仲良くしている。
俺の所為で平穏な日常を壊してしまった。
それから、完全に関わりが無くなった。きりやんは罪悪感で気を病んでしまい、少し窶れてしまった。俺の所為で彼が傷ついたから必死にサポートをする。
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俺がスマイルのようになれたら良かったのに。俺がもっと考えていれば二人が喧嘩することも無かったのに。全部俺の所為だから俺が落ち込んではいけない。
学校帰り、近くに出来たデパートに向かう。何かを買うつもりは無く、色んな所に彼を連れて行く。ほんの少しだけ、笑顔が戻ってきたような気がする。安心して色々連れ回したら気になる子を見かけた。
何度も携帯を確認して周りを見ている。
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一人で解決出来るのかと思ったが、その子が知り合いでは無さそうな人に絡まれた。流石に見過ごせなかった。
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少しだけ震えている足を動かして、あの子に近づく。
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モブ
咄嗟に嘘を吐いて怪しい人を追い返した。だが、今の俺達も不審者だ。
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くすんだベージュ色の髪に見覚えがある。確か、シャークんとスマイルと一緒に居た。
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逃げるように俺達はデパートの出入り口に向かう。少し離れた頃に彼が話しかけた。
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まるでホラーゲームをやっているかのような恐怖があった。その恐怖を言語化は出来ない。今だけは一緒のことを考えていたみたいで、俺達はさっさと帰った。
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翌日の放課後、俺はきんときが所属する学級委員会の手伝いで荷物を運んでいた。四階から地下一階に運ぶ重労働。もう何周もしたから疲労が溜まってきた。
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荷物の重さに気を取られて階段から足を踏み外す。
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他人事みたいにそう思った。
帰ろうと思っていたが、忘れ物に気づいた。二人を校門に置いて忘れ物を取りに行く。
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あきらに言われた一言が頭の中で飽和する。分かっているけど、自分から突き放しておいて「もう一回仲良くしたい」と言い出せない。考え事をしながら階段を上っているとガタガタ音がした。気になって上を向くと荷物を持った生徒が居ることに気づいた。
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他人事みたいに思っていたら荷物が落ちてきた。
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その声を聞いて反射的に体が動いた。腕を伸ばして彼をなんとか受け止めた。不安と心配で声が上手く出ない。落ちた彼よりも俺の方が呼吸出来なくなっている。
自分を安心させる為だけに彼を強く抱き締める。
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ぎこちない時間が流れる。頭がハッキリした頃に彼が持っていた荷物を箱の中に戻す。彼も気づいたのか荷物を集める。
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あきらも荷物拾いに加わり、昨日の話をしてくれる。
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今更「嫉妬した」なんて言えない。そもそも友人同士で出かけるのは普通のことだ。その一つ一つにモヤモヤする自分が情けない。
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彼は荷物をもう一度持つ。また転ばないか不安なのに、声が出ない。
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上からきんときの声が聞こえてきた。上の階に目を向けると、荷物を半分こにして持っている、きんときとぶるーくの姿があった。
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あきらは携帯を見た後に俺に耳打ちしてきた。
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二つ積まれた荷物の一つを持つ。かなり重い。これを二つ持っていたのかと思うとゾッとする。
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昔のように雑談をしながら階段を下りていく。なかむが話すことは無かったが、怯えたような表情はしていなかった。まだ、上手く会話出来る気がしないから彼に話は振らない。それでも、昔に戻れたみたいで楽しかった。
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シャークんが忘れ物をして、あきらが追いかけていった。十分近くは待たされている。忘れ物を取りに行くだけでそんなに時間がかかるものだろうか。
🙂
グループメッセージに文句を流して、もう少しだけ待つ。その時、肩を叩かれた。「やっと来たのか」と振り返ったら知らない男が居た。
モブ
面倒臭そうな感じがしたので、無視を決める。相手は鋼メンタルなのか執拗に声をかけてくる。全てを無視していたら強引に肩を引っ張られる。
🙂
モブ
🙂
モブ
🙂
顔を近づけられて吐き気がしてきた。早く立ち去ってほしくて、黙りを決めていると腕を掴まれる。
モブ
🙂
モブ
どう断るか悩んでいたら間に人が入ってきた。今まで避けていた友人。彼を理由にして追い払うことにした。
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モブ
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🙂
男が去っていくのを見てから、彼も帰ろうとする。ここで引き止めないといけない気がして、彼の服を掴んだ。彼は驚いてこちらを向く。
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🙂
彼は辺りを見渡してから俺の目を見た。
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頭をグシャグシャにされる。見上げると、彼が微笑んでいた。
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手を振って帰ろうとする。今度は彼の手を掴んだ。
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🙂
嵐のように去っていくあきらを見て、思わず笑ってしまう。それにハマっているのは彼も同じで二人で笑い合っていた。彼と笑い合えるのが夢みたいで、とても嬉しかった。
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手を握り直して歩き出す。くだらない話を広げるのは楽しい。それを思い出すことが出来て良かった。
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俺はまだ知らない。この先に地獄が待ち受けていることを。
続く?