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ある夜の事だった 。
僕はいつもの様に 、 ぴんくのくまのぬいぐるみを抱き締めて、眠りにつこうとしてた 。
そしたら、 向こうの部屋 で お母さんの怒鳴り声が聞こえた 。
きっと 、酔い狂ったのだろう 。
僕は少し 、 怯えながらくま を ぎゅ ッと強く抱き締めた 。
き ッと、 すぐ落ち着くだろう なんて思ってたのに 、
お母さんが僕の名前呼んで 、 怒り出した 。
どんどん 声は僕の方へ近づいてきている 。
なんだか 、怖くて仕方なくて 泣いてた 。
泣くのに必死でドアが開く音に気づかなかった 。
いつ間にか声は 僕の目の前だ った 。
そう言い 、 僕の腹を蹴った 。
苦しい。 苦しい 。
何度も 蹴られた 。
僕の意識が無くなるぐらいに 、蹴られ続けた 。
何時の間にか 、 力入れる気力も 喋る気力も無くて 、
唯ゞ 、 小さく泣くことしか出来なかった 。
本当は もっと苦しい 。
叫びたいほど苦しかった。 辛かった 。
でも 、
泣いたら 、息が余計出来なくなる 。
死んでしまう 。
...
僕 、ッ て必要ないのかな 。
僕 、 息する意味ない、 ??
お母さんは あまりにも ショック だったのか 、 顔を変えて 部屋から出てった 。
僕 、 生きてる 。
でも 、 大事に飾ってた 可愛いものが 散らかってしまった 。
中には ぼろぼろになった ものも あった 。
必死に息をする僕を ぎゅ ッと強く抱き締めてくれた 。
お兄ちゃんは 、 優しく 服を捲った 。
泣きじゃくる 次男を見て 、 ちょッと嬉しくなってしまった 。
僕のこと 、 大切に思ってくれてるんだッて 。
僕はそれ以上に嬉しいことはない。
愛されてるんだ ッて 、
そう思えて 、嬉しかった 。