TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

君は誰?

一覧ページ

「君は誰?」のメインビジュアル

君は誰?

1 - 初め…まして?

♥

50

2021年03月20日

シェアするシェアする
報告する

お前と初めて会ったのはいつ頃だ?

あ〜。6年前が初めてだっけ?w

高校2年の時に会ったんだっけ。

俺と友達で歩いている時、突然後ろから声をかけられた。

一花

あれ?もしかしてシルク君?

シルク

友達

うわっ!めっちゃ可愛い!

友達

お前の彼女?

シルク

ちげーよ。

友達

俺タイプかも〜。

シルク

あんた誰?

友達

おいおいそんな言い方ねーだろ。

シルク

いや。だって…

一花

忘れたとは言わせないよ。

一花

君とは長年の付き合いだからね。

シルク

は?

シルク

マジで、あんたのこと知らんけど。

一花

?!

一花

ひどいなぁ〜。忘れちゃったんだ。

一花

お姉さん悲しいよ。

シルク

お姉さん?

シルク

俺の兄貴の友達?

一花

う〜ん。そうでもあるかな。もちろん君のお兄さんとも仲良いよ!

シルク

お前何年?

一花

君と同級生みたい。

シルク

へぇー。

シルク

行こうぜ。

一花

え!?え、ちょっと待ってよ。

シルク

俺お前みたいな奴興味ねーから。

一花

一花

(そんなのわかってるよ)

次の日 学校

教室

先生

皆さんに、新しい転入生を紹介します

先生

どうぞー。

一花

宮野一花です

一花

よろしくお願いしまーす!

シルク

!?

シルク

(昨日の…)

男子

可愛い!

男子

やべー。

女子

モデルさんかな〜?

女子

女の私たちでも惚れるよ〜。

先生

皆さん仲良くしてあげてくださいね。

休み時間

女子

ねぇ。宮野さんってモデルなの?

一花

モデルじゃないよ〜。

女子

じゃあ他に何かやってる?

一花

やってないかな〜。

シルク

(そんなに可愛くねーだろ)

シルク

(モトキのところ行こ〜っと)

シルク

モ〜トキ!

モトキ

お!シルク!

シルク

お前が俺のクラスの前にいるってなんか珍しいな!

モトキ

そうかもね。

シルク

どしたん?

モトキ

いや〜。突然さ、家庭教師やれって親に言われてさ。

シルク

え!?マジ?!

モトキ

マジ。

シルク

誰?

モトキ

いや。それがさ、今日ここに転入してきた子だって。

シルク

え!?マジ?アイツ?!

モトキ

何?知り合い?

シルク

いや。別に…そういうんじゃねーけど。

モトキ

ふーん。

モトキ

ま、だからってわけなんだけど、その子を一目でも見ようと思ったんだけど…

モトキ

あの人ばかりじゃ、見れるもんも見れないねw

シルク

まぁな。

帰りの放課後

一花は花壇にいた

シルク

一緒に帰ろうと思ったのに、みんないねーや。

シルク

お?((花壇の方を見る

シルク

アイツ何やってんだ?

一花

君、周りの花はもう咲いてるのに、君だけまだ蕾なんだ。

一花

かわいそうに。

と、一花は花に話しかけていた。

一花

でも、周りの子達より後でもいいから綺麗にしっかり咲くんだよ。

一花

君が一番嫌いになるよ。

シルク

誰と話してんの?

一花

うわぁ〜!?びっくりした〜!

一花

いるなら物音くらい立てなよ〜。

一花

ていうかどこから聞いてた?

シルク

かわいそうに。から

一花

アハハ。ほぼ全部聞かれてたか。

一花

で?何か私によう?

シルク

え?!

シルク

いや…その。

シルク

別に用ってことはないけど。

シルク

(あれ?なんで俺、コイツのとこに来たんだ?)

シルク

(無意識に体がこっちの方に向かっていったような…)

一花

あっそ。早く帰りなね〜。((帰ろうとする

シルク

ちょっと待てよ。((腕を掴む

一花

?!

一花

ん?

シルク

ちょっとこっち来て。((どこかへ連れて行く

校舎裏

一花

こんなところに呼び出して

一花

あ!もしかして周りには言えないこと?((からかう

一花

どうしたの?相談?

一花

このお姉さんに言ってごらん?

シルク

お前さ、((壁ドン

一花

!?/////

シルク

自分のことお姉さんっていうのやめなよ。

一花

なんで?

シルク

誰の姉なんだよ。

一花

少なくとも君のお姉さんの代わりではあるかな。

シルク

はあ?

一花

覚えてない?ほら!

一花

昔、遊んでた時おままごとしてて、私がお姉ちゃん役で君が弟。

一花

それで、君からお姉ちゃんって言われてすごく嬉しくてね?

一花

それで君に聞いたの。

一花

君のお姉ちゃんになってもいいかな。って

一花

そしたら、いいよ!って言ってくれてね。

一花

それから君のお姉さんみたいに面倒をしっかりみて、遊んでたりしてたんだよ?

一花

覚えてない?

シルク

知らねーな。

一花

そっか。

一花

というより、私には妹がいて、その長女ってのもあるんだけどね。

シルク

へぇ〜。

一花

用ってのはそれだけ?

シルク

まぁ。

一花

もう用がないなら行っていいよね?

シルク

え?あ、うん。

一花

私これから家庭教師とデートだから。

シルク

はあ?デート?!

次の日

シルク

おい!おい!モトキ!

モトキ

お〜!シルク。どした?

シルク

お前昨日家庭教師を新しく来たやつにやるっつったよな?

モトキ

うん。言ったけど、それがどうかした?

シルク

デートしたのか?

モトキ

おぉ。ずいぶんと、唐突だねw

シルク

いいから教えろ!デートしたのか?

モトキ

はあ?wデート?するわけないじゃーんw

モトキ

何言ってんの?w

モトキ

俺はあくまでも家庭教師だよ?w勉強を教えてるだけw

シルク

そう…だよな。

シルク

変なこと聞いてごめん。

モトキ

本当だよ〜w

シルク

今日もあんのか?

モトキ

うん!一応毎日だよ!

シルク

ま、毎日?!

モトキ

うん。

モトキ

結構あの子のこと聞いてくるけど

モトキ

何?w好きなの?w

シルク

ち、ちげーし!

シルク

ただアイツが言ってくるだけ。

モトキ

何を?

モトキ

あ〜あ。そういうことね。

シルク

俺、覚えてねーからさ、どうしたらいい?

モトキ

嘘ついたけば?

シルク

え?

モトキ

思い出したよーって

シルク

その後どう接したらいいか分からん。

モトキ

そっか。

モトキ

俺も分かんないから、少しずつ聞いてみるよ。

シルク

よろしくな。

モトキ

おう。

教室

シルク

おい!

一花

ん?おっは〜。((寝起き

シルク

おっは〜。じゃねーんだよ。今昼だよ!

一花

何?今日はどうした?

シルク

昨日、家庭教師とデートするって言ったよな?

一花

そんなこと、私言った?

シルク

何、お前言ったこと覚えてねーの?

一花

何かの聞き間違いじゃない?

シルク

そんなわけ。

一花

私は勉強って言っただけだよ?

シルク

そうか。

一花

何〜?

一花

私と家庭教師君、付き合ってるかと思った?((からかう

シルク

別に。

一花

それともヤキモチ?w

シルク

お前にヤキモチなんてやかねーよ。バーカ!

一花

((ムスッ

一花

いくらなんでも女の子にキツイ言葉なんじゃない?

シルク

は?

一花

女の子には優しく。だよ?

一花

じゃないとモテないぞ〜。

シルク

モテなくていいし。

一花

(相変わらず、何も変わってないなぁ。)

一花

(昨日ね、本当はデートって言ったんだ。)

一花

(君の聞き間違いなんかじゃない)

一花

(少しはヤキモチ妬いて欲しかったな。)

一花

(なんてね)

この作品はいかがでしたか?

50

コメント

2

ユーザー

続きを見たいです!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚