説明
この物語は会話という会話がないです。
小説に背景がついただけみたいな感じ。
初めての投稿ですが読んでいただけると幸いです。
春 出会いと別れの季節。
高校生活最後のクラス替えでみんながいつもより騒がしかった。
でも俺はそんな気にはなれなくて、煩わしさも感じていた。
だって、あと一年後にはこの人生ともおさらばなのだから。
クラス替えごときで一喜一憂している暇なんてなくて生きる意味も死ぬ勇気も見出せずただ堕落に生きていた。
最後だからかな、いつもより桜が綺麗だ。
梅雨 春らしい心地よさも夏らしい暑さもなくただじめじめした気持ち悪い暑さと雨が続いている。
俺のテンションは今日の天気のように曇っていた。そんなとき、
転校生がやってきた。 こんな時期に珍しいと思いながらまあ色々あるのよなとも思った。
けれど転校生を見てそんな考えは飛んでいった。
その転校生は 空気がじめじめしているからなのか彼自身が輝いているのかとても眩しかった。
俗に言う一目惚れ。ってやつ?
男が男にとか初めて会うのにとか いう考えなくてただ眩しい彼を もっと近くで見たいと思った。
次回/2話 彼と俺
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