黄
赤
身体は元気になったけど、 過保護な、優しすぎる兄弟たちは、部屋から出るとどこへ行くのも着いてきて、 大丈夫?大丈夫?と声をかけて少し鬱陶しい
赤
なかなか寝付けなくて、気分転換に昔から続けていた日記を書くことにした
赤
赤
俺が1番最近に書いたページ、少し泣いて元々濡れて読みにくくなっていた が、本当に読めなくなってしまっていた
次のページを開くと、 書いてないはずなのに、文字も日付も全部書いてあった
赤
それは、お母さん、お父さんからだった
日付は、俺が倒れて1週間後だった
俺のすべての努力が報われた気がした ちゃんと見ててくれたんだ、 俺も、みんなも、 俺は、目に涙をためながら次のページを開いた
時々こぼれ落ちる涙も気にせずに、 ありがとう。これからも頑張るよ。ずっと見ててね。と書いた
赤
俺は絞り出すような声で、写真の中の2人に言った
俺はその次のページに、青ちゃんを助ける方法を考えて書いた
今日も明日も出来る事をできるだけやる 無理なしで
𝑒𝑛𝑑
コメント
1件
泣ける(´;ω;`)