修学旅行中。君に恋をした
不登校だったから参加をするか迷った修学旅行
迷いに迷って行くことにした
時間どうりに回れている はずだった
集合時間まであと3分
走れ〜!!!!
まだ間にあう!!!!
空
い、いけー!はっ、はぁっ...
--
!ねぇ、空さん、荷物。持つよ
空
え、あ、ありがとう...!
す、すごい...疲れてるはずなのに... やっぱ体育ちゃんと受けてるからだろうな...
あの時の私はただの優しさを受け取っただけだった
その優しさが大きく見えていったのはいつからだったのだろうか
苗字しか知らない彼は、修学旅行の班員と仲が良かった
その班員の中に私は入っていない。たまたま班員の1人と交流があったから たぶん、お荷物班員だっただろうな。私
話しかける事も、話しかけられることもない
進展がないこの関係のまま
ただ、小さな恋心でこの夢が覚めて欲しい
私も彼も、何も知らないままで__