テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
甘狼 このみ
甘狼 このみ
甘狼 このみ
音ノ乃 のの
絶対に聞いたことのない名前。
なのに 、どうして?
なんだか懐かしい名前な気がする …
甘狼 このみ
そう言う彼女はどこか淋しげだった。
音ノ乃 のの
甘狼 このみ
甘狼 このみ
音ノ乃 のの
音ノ乃 のの
気づけば 、風の音よりも小さな声でそう尋ねていた。
彼女はすぐには答えず 、砂浜にそっと目を落とす。
甘狼 このみ
甘狼 このみ
一度言いかけて言葉を飲み込む。
何かを隠しているようで 、でも隠しきれない優しさがその仕草に滲んでいた。
甘狼 このみ
音ノ乃 のの
甘狼 このみ
甘狼 このみ
音ノ乃 のの
甘狼 このみ
彼女はそう言いながら 、波打ち際に視線を向けた。
甘狼 このみ
その一言が 、夕暮れの光みたいに胸の奥に落ちてきた。
今はまだ忘れたままの"何か"が
少しずつ温度を取り戻していくような ___
甘狼 このみ
甘狼 このみ
本当に不思議だ。
彼女はすぐそこにいるはずなのに
ずっと遠くに … そこにはいないようにも感じる
私が返す言葉を探していると 、波が寄せてきて足元を優しく濡らした。
夕暮れの光はもうすぐ沈もうとしていて 、砂浜は薄紅色の影に包まれ始めている。
音ノ乃 のの
音ノ乃 のの
彼女は横顔を見せたまま 、少しだけ考えるようにしてから首をゆっくり横に振った。
甘狼 このみ
甘狼 このみ
音ノ乃 のの
甘狼 このみ
甘狼 このみ
その言い方は 、まるで"普通の人とは別の場所にいる"と言っているようで 、またもや不思議だった。
音ノ乃 のの
思ったより早く口から出て 、自分でも吃驚する。
けれど 、このみは嬉しそうに此方を見た。
甘狼 このみ
音ノ乃 のの
言葉に詰まる私を見て 、このみはふふっと笑う。
嬉しそうなのに 、どこか切なさが滲んでいる気がした
甘狼 このみ
甘狼 このみ
甘狼 このみ
胸がふわっと温かくなる。
それと同時に 、どうしてそんな約束のようなことを言うのか不思議で仕方なかった。
甘狼 このみ
音ノ乃 のの
音ノ乃 のの
音ノ乃 のの
歩き出すこのみを引き留めては 、いつの間にかそんなことを口にする。
向こうを向いた彼女は振り返って 、視線を落とし 、迷いを隠すように微笑んだ。
甘狼 このみ
甘狼 このみ
音ノ乃 のの
問い返すと 、このみは口を開きかけてまた閉じた。
言えない理由がある ―― そんな沈黙だった。
甘狼 このみ
オレンジ色の光が 、彼女の髪を縁取っている。
その姿は夢と現実の境界線みたいで 、目が離せなかった。
ふと 、彼女が近づいてきた。
甘狼 このみ
甘狼 このみ
そして 、そっと私の手の甲に触れた。
指先がかすかに触れ合っただけなのに 、胸の奥に波紋が広がるみたいに温もりが生まれる。
甘狼 このみ
その言葉を残して 、このみは海の方へ一歩 、二歩と下がる。
波が彼女の足元をさらっていく度 、輪郭が淡く揺らいだように見えた。
音ノ乃 のの
そう返すと 、このみは嬉しそうに笑った
甘狼 このみ
第2話でございます
いかがでしたか?
私なりに思ったのですが、海関係の場所がよく出てくるのならゆららこのほうが良かったかなぁってなるのですが、大丈夫ですかね🥲
このののが見たかったから舞台の関連性を考えずに始めてしまいました
まぁ、いいですよね
ではまた第3話でお会いしましょう!
ばいちゃぁ〜