寿命通貨

西暦2842年 政府は、新たな方針を公布した。 その方針とは…

人間の寿命を、 お金として使うという 方針だった。

これは、その方針が決まってから 100年後の物語。

僕らの左手首には、 みんなそれぞれ違う時間が 表示されている。

翌日、職員室での会話を 俺はたまたま聞いていた。

その後も、先生達の話を聞いていると2人は宇宙人について詳しく話し始めた。

話によると宇宙人は100年前、地球にやって来たらしい。

宇宙人は、人類にある事を伝えたそうだ。

地球に、巨大隕石が近づいて来ていると。

その隕石は、1年後に衝突するが、宇宙人の技術を使えば、それを阻止できるそうだ。

宇宙人は、その隕石を撃ち落とす代わりにある事を要求して来た。

寿命通貨の強制だ。

それを聞いた政府は、首脳会談を開き寿命通貨を使う事を議決。

それから100年が経ち、今に至る。

俺は、職員室で聞いた2人の先生の話をした。

幸せって、何だろう？

長く生きる事が幸せなの？