みなさん、どうも!
今回は衝動で書きたくなったので、忘れないうちに書いてみました!
※サッカーやってません
※潔愛され
(メイン 冴潔 凛潔)
※腐注意
※口調・キャラ崩壊
※両親達は変わってます
潔くん、女装してます
前半暗くて、後半ほぼギャグです
なんでもありだよって方だけお進み下さい
では
スタート
母
潔 世一
所詮、子供は親の玩具だ
親があーしたけりゃ、子供は従うしかない
潔 世一
何を恐れているのかも子供には分からない
でも、俺はただ
両親に愛されたいから。
だから、従うしかない
だって、言うこと聞く子は
母
いい子…だから…。
元が男らしくないからか、成長してもクラスメイトや先生に何も言われなかった
更には告白してくるやつまでいた。
男子高校生
男子高校生
潔 世一
潔 世一
潔 世一
潔 世一
潔 世一
男子高校生
彼氏作る気ないっていうか
そもそも俺…男だし…
男子高校生
そういって、男子生徒は去っていった
そして、その後ろ姿をみて何度も思う
罪悪感と申し訳なさ
俺はこのまま、屋上の柵の近くまでいった
そのまま上って、柵に腰をかける
1歩でも踏み間違えたり、バランスを崩したりすれば落ちてしまう
だけど、今の俺にはそんなことどうでもよかった
落ちたら落ちたで、その人生がなくなるだけ
そんなのちっとも怖くない
心残りがあるとしたら…
潔 世一
潔 世一
俺は気分を晴らすためにしばらくそうしていたがそう長くは続かなかった
なぜなら、後ろから手が伸びてきたからだ
潔 世一
?
後ろを振り返ると、緑がかった黒髪の青年がいた
顔立ちは整っているが、今にもキレそうだ
潔 世一
糸師 凛
丁寧に降ろされたが、感謝も出来ないまま俺は言い放つ
男なのに運動して筋肉つけて貰えてないせいか、軽々しく降ろされたのが気に食わないのだ
潔 世一
なるべく、女の子らしく…
糸師 凛
潔 世一
糸師 凛
潔 世一
糸師 凛
潔 世一
潔 世一
糸師 凛
糸師 凛
そういって、俺の腕を掴み歩いていく
潔 世一
糸師 冴
糸師 凛
潔 世一
糸師 凛
糸師 冴
そこまではするつもりなかった!
余計なことを言うな!凛!
また冴が怒っちゃう!!
俺はぎゅっと目を瞑る
糸師 冴
潔 世一
潔 世一
だが、やってきたのは頭を優しく撫でる掌だけだった
糸師 冴
潔 世一
頭の上にある手が離れていく
少し惜しいなと思いながら、冴を見つめる
糸師 冴
潔 世一
俺は俯くことしか出来なかった
なんでそんなに優しくするの…?
潔 世一
ドサドサ
俺の手の中から落とされた教科書が地面に落ちていく
だって…目の前で…
冴が告られてるから。
タッタッタッ
?
潔 世一
屋上まで行こうとして、力が入らず扉の前で三角座り
潔 世一
なんで、胸が痛いんだ?
潔 世一
なんで、俺は泣いてんだ?
潔 世一
どうして、冴がモテてることは知っていたのにこんなに苦しいんだ?
俺は頭の中がぐちゃぐちゃだ
そんな時、足音がした
潔 世一
俺は急いで涙を拭く
糸師 凛
潔 世一
俺の目線に合わせて、しゃがむとハンカチを目の前に差し出された
糸師 凛
素っ気なく、片手で、そして横目を向いて
だけど分かるよ
心配してくれてるんだよね
潔 世一
恐る恐るとハンカチを受け取る
凛はいつもそうだ
俺が悲しんで1人でいる時は、傍に来てくれる
どこにいても何度も不器用ながらも心配してくれる
潔 世一
糸師 凛
潔 世一
凛は何も言わない
だから、聞かれなくても話してしまう
潔 世一
糸師 凛
凛は何も言わないが、「それがどうした?」とでも言いたげな顔だ
潔 世一
潔 世一
潔 世一
糸師 凛
何を考えているか分からない顔でこちらを見てくる
でもどこか苦しそうで悲しそうだった
凛は冴の話をする時、こうなってしまう
それがなぜだか、分からない
いや…分かろうとしないだけか…?
潔 世一
潔 世一
糸師 凛
あ、これ自分でも分かってないやつだ
無意識なんだ、きっと
糸師 凛
潔 世一
優しく、だけど離れてしまわないような力で腕を掴まれる
こうやって、引っ張ってくれる凛の背中をみているとなぜだか安心する
糸師 冴
糸師 冴
糸師 凛
潔 世一
糸師 冴
凛には全て話せと言われているが出来るわけないだろ
そう視線を送るが無視された
ええい!もうどうにでもなれ!
糸師 冴
潔 世一
全てを話した
そしてなぜか凄く緊張したのに鼻で笑われた
殴っていいかな?
糸師 冴
潔 世一
ふわっ
またあの掌
優しく優しく、丁寧に撫でてくれる
糸師 冴
糸師 凛
糸師 冴
潔 世一
糸師 凛
糸師 冴
糸師 凛
糸師 冴
糸師 凛
糸師 冴
潔 世一
なんだか、安心して凄く心地が良い
この時間がいつまでも続くといいのにな
だけどそれはまた夢の夢だと家に帰ってから気づいた
母
潔 世一
母
母
そう言われた瞬間、俺の頭の中が真っ白になった
見た目は女?
分かってる
中身は男?
分かってる
分かってるけどさ
潔 世一
母
潔 世一
バタバタバタ
母
バタン
窓からいきなり降ってきた雨と雷は俺の感情と同じものだった
頭が真っ白でぐちゃぐちゃで
この気持ち悪い感じ
むしゃくしゃして、堪らない
俺は母さんが大切にしている長い髪をくしゃくしゃにしながら頭を抱えた
助けて…助けて…
凛…冴…
いや…
あいつらに頼っちゃダメだ
母さんがその気なら俺は変わりたい
自分で自分を変えなきゃ
凛と冴にどう思われるか分からない
もしかしたら引かれるかもしれない
だけどいい
俺は近くにあった、新品の作業用カッターで髪を切った
潔 世一
バサバサと、それはお世辞でも丁寧な切り方ではなかった
切っていく度に辛い思い出が蘇る
俺を俺じゃなくした髪
俺のためじゃない、母さんの為の髪
いつの間にか涙が溢れていた
なんで、どうしてこうなった?
最初っから母さんの言うことなんて聞いていなければ…
潔 世一
翌日から、俺は学校に行かなくなった
別に勉強は家でもできるし、あいつらと会って引かれる方がよっぽど嫌だ
たまたま綺麗に切れたとはいえ、こんな短い髪見せられない
黒いパーカーのフードを被りながらぼーっと三角座りしながら考える
潔 世一
そんな想いが叶うわけもないままただただ窓を見つめた
コンコン
母
潔 世一
いや、空耳か
あんなやつが謝るわけないし…
母
潔 世一
母
母
母
潔 世一
母
潔 世一
母
母
母
潔 世一
母
潔 世一
母
母
母
潔 世一
母
潔 世一
母
潔 世一
なんか色々と引いてきたな
母
潔 世一
母
潔 世一
母
潔 世一
母
潔 世一
母
母
潔 世一
母
潔 世一
悩み事が減る度に増えるのはなんでだろう
教室に入るのも、学校の中にいるのも怖いから朝早くに屋上へ来た
もちろん、教室には誰もいないから荷物を置いて。
そして今回は見つかりたくないなと思いながらもどこか期待をしてしまっている俺はバカだ。
会ったところで、引かれるだけなのに
潔 世一
俺は相変わらず柵の上に上る
でも今回は座ってじゃなくて、立って
ズボンは母さんが買ってくれて新品だから汚したくないのもある
みんなからすれば立つのは危険だと思われるが、生憎俺は慣れている
潔 世一
しばらく景色や空を見ていると後ろから扉の音がした
こんな時間にあいつらはいるわけがないし、気にしないでおく
あったとしても、髪が短くなってズボンを履いている俺に気づくかどうか怪しいし…
?
潔 世一
空耳かな
凛の声が聞こえた気がする
?
?
潔 世一
俺は思わず振り返る
潔 世一
糸師 凛
潔 世一
糸師 凛
糸師 凛
潔 世一
潔 世一
俺は泣きそうになりながら凛の方に体を向ける
糸師 凛
潔 世一
俺は凛に抱きついた
糸師 凛
潔 世一
はずだったが、なんか違う…
上を見上げると
糸師 冴
糸師 凛
潔 世一
さっきまで居なかったよな…?
糸師 冴
糸師 凛
糸師 冴
糸師 凛
糸師 冴
糸師 凛
潔 世一
潔 世一
なんだろう
何か変わって、何も変わらない
嬉しいんだけど思ってたのと違いすぎる
潔 世一
俺は思わず笑みを零した
と、あの頃の安心していた俺をぶん殴ってやりたい
御影 玲王
凪 誠士郎
糸師 凛
糸師 冴
潔 世一
なぜなら
男になってからの方がなぜかモテ初めて、この兄弟がブチギレる日常が当たり前となったからだ
コメント
7件
なんか増えたwww
潔の病み部分が書きたいがために作りました✌️