い や 〜 どうも。 やけに冷え込んでますね、最近 。
みなさんお身体の方にはお気をつけくださいな 。
本作品は、そんな寒さから思いついた一次創作となっております
ぜひ、みてってください ♪
『 今年は例年より激しい寒さが続き、〇〇市では _ 』 つけっぱなしのテレビではニュースが流れて、 私はそれをぼんやりと眺める 。
12月が来た 。 唯一苦手な季節。
寒くて寒くて堪らないし
なんて思うことも何度かあるぐらい
冬が大の苦手。
でも、それ以外に苦手な理由が私には存在する 。
—— 昨年の12月の帰り道
『ふ ふ、どうなんだろうね 。』
あの時彼が言ってる意味がわからなかった。
あ の 時 ま で は ———
———
title / 鯉 の 寿 命
◆ 名前 : 辻峯 侑柯 <つじみね うか> ◆ 年齢 : 15歳 ◆ 性別 : 女の子 ◆ 関係性 : 同級生
◆ 名前 : 葛沼 成弥(くすぬま なるみ) ◆ 年齢 : 15 ◆ 性別: 男の子 ◆ 関係性 : 同級生
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⦅注⦆ 参 考 、 パクリ 厳禁 なお . 苦手な方は スルーしてくれて構いません 😸
『 い つ か 、 また此処で会おう ‼︎ 』
白い息が交わる中 , 幼い男女は 綺麗な花畑の上で約束を交わした 。
不器用な手先で作られた白詰草の指輪 。
小学校の頃、近所に住む仲のいい男の子が 少し離れた県へ引っ越した。
母に『一回でいいから、また ×× くんと話したい』 初めて我儘を言ったのがこの時だ。
晴れなのに 、雨が降り注いでいた 。
わんわん泣いて 、泣き喚いて
その〝また〟がいつ訪れるなんて分からないのに
またね 。 と言い合った
そして私は中学3年生になって、 まだあの男の子との約束を果たせてないままでいる。
隣に座る男子が話しかけてきて
ぴくりと微かに身を震わせた
誰だっけ、なんて思いながらも私は会話を続けた
葛沼 という同級生の男の子の背中を見送った後、 暇つぶしで1冊の本を取り出す。
どこで聞いたっけ 。
1人の女子生徒が私の机へと駆け寄ってきたのが見えて 本を閉じてそちらへ目を向ける
その女子の取り巻きらしき女子が くすくすと陰で笑っている
断ればいいものを断れない自分の性格が大嫌い 。
ふと廊下から聞こえてくる会話が耳に入る 。
わかってた、頭の中ではコキ使われてると 。
教室の中1人 、立ったままで涙流して 。
その時 、あの子に掛けられた 〝 おまじない〝 の言葉が頭によぎった 。
『 ち ち ん ぷ い ぷい 、 悲 し い の と ん で け ! 』
不思議と泣き止んで
そして次に笑いが込み上げてきた 。
もしあのおまじないに名前つけるのなら
そう名付けるだろう
♯ 🪄
コメント
3件
個人的過去一の神回
実際この時期の鯉って生きてるか死んでるか分かりづらいしご飯あんま食べなくて、1回これ生きてる!?ってちょっとした騒ぎになったのを思い出した