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シスターは黒ガスト

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シスターは黒ガスト

9 - シスターは黒ガスト【8】

♥

209

2022年05月04日

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レウクラウド

どこにも無い…?それって

シオン

…まず間違いなく、私は生きていないのでしょうね

レウクラウド

何時までとか分かるんですか…?

シオン

さぁ?

シオン

…知ろうと思いませんから…

レウクラウド

それはなぜ…?

シオン

…私が私のまま、消えていきたいと願うからです

シオン

今、私がここで消えるとか、あと1年で寿命が尽きるとか、そう聞けばだれだって狂います

シオン

でも、私は狂った自分を見たくないのです

シオン

どんな最後であろうと、できるなら笑って、いつもの私のままで居たいと願っています

そんな…と唖然した。

でも、同時に彼女らしいと思った。

出会って数時間。

まったく彼女の事も、ここのことも、シュブ=ニグラスのことも知らない。

だけど、だからって放っておきたくなかった。

何も出来ない自分を悔やんだ

シオン

……そんな顔をして欲しくて言ったわけじゃないのですが…

レウクラウド

…ごめんなさい…

シオン

……いえ

それから子供たちが起きるまで、静寂が俺たちを包んでいた

教会の生活に慣れ初めて3週間がたった。

今日は子供たちが来る様子はない。

あれからというもの、彼女が変なことを言うことはなくなった

シオン

……ーー?

??

ーー。……wwーー?w

広間の方から、彼女と楽しそうな声が漏れて聞こえる

レウクラウド

シオンさん……と…?

レウクラウド

あれ、なんか聞き覚えあるような…

シオン

…ー?……ーー♪

??

……あー…ちょっと待ってな。

??

誰かさんがこの話聞いてんで?

さっきより声がはっきりと聞こえる。

あちらにも俺の存在は気づかれていた様だ

シオン

……?

??

…盗み聞きは良うないなぁ?

タンッと何かを蹴ったような音。

それから聞こえてくるのは足音ではなく羽の音。

怯えなくてもいいのに何故かその場から動けなかった。

俺の目の前の扉が開かれ-

レウクラウド

イデッ!

扉が俺の頭に激突した。

??

おっ、そこにおったんか

??

久しぶりやな♪

??

3週間もどこいったかと思ったら…

シオン

2人とも、知り合いですか…?

目の前に翼を広げて笑う男。

黄色の豚のパーカー、透き通る金髪に若干493を思わせるつり目。

そう、この人は俺と同期の-

レウクラウド

きょーさん…

金豚きょー

せや。

金豚きょー

シオンに迷惑かけちゃあかんで?

彼はケラケラ笑っていた

シスターは黒ガスト

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