レウクラウド
どこにも無い…?それって
シオン
…まず間違いなく、私は生きていないのでしょうね
レウクラウド
何時までとか分かるんですか…?
シオン
さぁ?
シオン
…知ろうと思いませんから…
レウクラウド
それはなぜ…?
シオン
…私が私のまま、消えていきたいと願うからです
シオン
今、私がここで消えるとか、あと1年で寿命が尽きるとか、そう聞けばだれだって狂います
シオン
でも、私は狂った自分を見たくないのです
シオン
どんな最後であろうと、できるなら笑って、いつもの私のままで居たいと願っています
そんな…と唖然した。
でも、同時に彼女らしいと思った。
出会って数時間。
まったく彼女の事も、ここのことも、シュブ=ニグラスのことも知らない。
だけど、だからって放っておきたくなかった。
何も出来ない自分を悔やんだ
シオン
……そんな顔をして欲しくて言ったわけじゃないのですが…
レウクラウド
…ごめんなさい…
シオン
……いえ
それから子供たちが起きるまで、静寂が俺たちを包んでいた
教会の生活に慣れ初めて3週間がたった。
今日は子供たちが来る様子はない。
あれからというもの、彼女が変なことを言うことはなくなった
シオン
……ーー?
??
ーー。……wwーー?w
広間の方から、彼女と楽しそうな声が漏れて聞こえる
レウクラウド
シオンさん……と…?
レウクラウド
あれ、なんか聞き覚えあるような…
シオン
…ー?……ーー♪
??
……あー…ちょっと待ってな。
??
誰かさんがこの話聞いてんで?
さっきより声がはっきりと聞こえる。
あちらにも俺の存在は気づかれていた様だ
シオン
……?
??
…盗み聞きは良うないなぁ?
タンッと何かを蹴ったような音。
それから聞こえてくるのは足音ではなく羽の音。
怯えなくてもいいのに何故かその場から動けなかった。
俺の目の前の扉が開かれ-
レウクラウド
イデッ!
扉が俺の頭に激突した。
??
おっ、そこにおったんか
??
久しぶりやな♪
??
3週間もどこいったかと思ったら…
シオン
2人とも、知り合いですか…?
目の前に翼を広げて笑う男。
黄色の豚のパーカー、透き通る金髪に若干493を思わせるつり目。
そう、この人は俺と同期の-
レウクラウド
きょーさん…
金豚きょー
せや。
金豚きょー
シオンに迷惑かけちゃあかんで?
彼はケラケラ笑っていた






