レウクラウド
……え、は、はぁ?
レウクラウド
なんできょーさんg((ムグッ
金豚きょー
あー…シオン、ちょっと席外すわ。”こいつ”と
思いっきり口元を掴んできた。
黙れって言われれば何も言わないから離してほしい。
………痛い痛い!力入れないで!
シオン
え、えぇ…わかりました。
レウクラウド
プハッ!
レウクラウド
はぁ!?なに!?俺に拒否権ないわけ!?
金豚きょー
ん?おう。はよ行くぞ
フ-ドを掴んで引っ張ってくる
レウクラウド
ちょ、ま、行く!行くから!
レウクラウド
そこ掴まないで!上手く歩けないぃ!
金豚きょー
うるさいねん。ここどこやと思っとるん?
レウクラウド
教会ですけど!?
金豚きょー
『常識なくない?』
レウクラウド
っーー!?
レウクラウド
お前ぇーー!
昔俺が言った言葉を煽るように言い返してきた、
俺が反抗しようともがききょーさんを睨んだ時に微かに移った彼女は驚いた顔をして
シオン
…………いってらっしゃい…♪
レウクラウド
っ…
俺を見て笑った
教会を出てから何度も離せともがけば案外パッと離してくれた。
首元を擦りながら隣を歩く
レウクラウド
…ねぇ、ほんと何しに来たの…?
金豚きょー
それは俺が聞きたい
レウクラウド
はぁ?
金豚きょー
まぁええわ。
金豚きょー
立ち話やなくて、お茶せぇへんか?
無言のままの時間が過ぎ、ひとつのお店に着いた
レウクラウド
奢りね
金豚きょー
…一つだけな
それぞれが飲み物を注文して向かい合わせに座る。
さて、何から質問しよう…
金豚きょー
先にひとつええか?
レウクラウド
質問?俺に?まぁいいけど…
どうせなんであそこに居たんだって質問だろうな…
なんて答えれば解放してくれるかな…
なんて頭の中でグルグル思考を巡らせながらココアラテを口に
金豚きょー
シオンのこと好きなん?
レウクラウド
ブフッ!?
盛大に吹き出し噎せた。
レウクラウド
ケホッ…ゴホッ……
レウクラウド
……はぁぁああ!?
金豚きょー
ッハハハw!
金豚きょー
なんや図星か?w
レウクラウド
いや、だって…だって…!
レウクラウド
急になんてこと聞くんだよ!
金豚きょー
ええやろ別に。人の恋バナ聞いても。減るもんやないし
レウクラウド
減る!友情が!信頼が!
金豚きょー
なぁに、聞いたからってベラベラ言いふらすようなことはせんよ。
金豚きょー
……好きやないなら、俺が貰っても別にええってことやろ?
レウクラウド
えっ…あ…
金豚きょー
んで、どっちなん?
金豚きょー
俺が取って食べてポイしてもええんやからな?
きょーさんが言う食べるって…
ダメ!絶対だめ!
レウクラウド
……ゃ
金豚きょー
ん?もう1回言うてみ
レウクラウド
やだ!絶対やだ!
レウクラウド
きょーさんにはあげない!
金豚きょー
ックク…♪
金豚きょー
ガチやん?応援したるわ♪
きょーさんの顔は、その言葉とは裏腹に、少し暗くなっていた。
レウクラウド
……ね、ねぇきょーさn──
店員
すみませんお客様。
もう少しボリュームを下げて頂けませんでしょうか…
もう少しボリュームを下げて頂けませんでしょうか…
レウクラウド
あ、す、すみません…
金豚きょー
注意受けてやんの…♪
レウクラウド
誰のせいだと思って…!