テラーノベル
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曲パロだー!!!
意識が戻る。
目の前には、倒れた人と血溜まり。
クリス・クローフィ
すったもんだして昼下がり
真っ赤に映った水溜り。
クリス・クローフィ
なんだかんやして胸騒ぎ。
頬に汗が垂れて、 外からひぐらしの鳴き声が響くばかり。
危険 危険 Crisis!Crisis! 思考はくるくる回って
クリス・クローフィ
クリス・クローフィ
大抵は、暗い方に、 暗い方に向かう話。
困惑と焦り、恐怖が頭を支配する。
Crisis!Crisis! もう、盲目になって。
「可哀想に」「可哀想に」と声が上がる。
駆け出し、家を出る。
現実を、見たくなくて。
暗い裏道に入り、 耳を塞いで座り込む。
誰もが、ボクの事を 言っている様に感じて。
アタマ:パッパッパラッパッパッパラリラ?
感情もないようで。
殺人の事実よりも、 恐怖の方が強い自分の心に嫌気がさす。
血溜まりが、動かなくなったその体が、 か細い最後の声がフラッシュバックする。
…見ていなかった筈なのに。 やっていない、筈なのに。
何故か目に、耳にこびり付く その風景をみたくなくて。
曰く、悪魔の子?
クリス・クローフィ
アタマ:パッパッパラッパッパラッパラリラ
もう、どうしようもなくて。
逃げて、幻想を見て。
クリス・クローフィ
ころしちゃった!!
クリス・クローフィ
ころしちゃった!!
クリス・クローフィ
ころしちゃった!!
何も出来なくて、 家に戻って閉じこもっていた数日。
いきなり、扉からノックが鳴る。
クリス・クローフィ
ドアを開ければ、無数の“正義”が。
モブ
モブ
…あぁ、ごめんなさい、 ご、ご、ごめんなさい
クリス・クローフィ
だから、もう、 どうか、どうか、どうか、どうか
…パッパッパラッパッパラッパラリア
“当然の報い”なので。
インサイト、ルサンチマン、
クリス・クローフィ
アタマ:パッパッパラッパッパラッパラリラ
罪状は以上として。
裁判長、絞首台。
クリス・クローフィ
高いところに縄を吊るす。
どくどくと早く鐘打つ心を横目に、 丸く吊るした縄に手をかける。
…カタンッ
殺しちゃった!!
モブ
殺しちゃった!!
モブ
殺しちゃった!!
新聞に目を通す。
“男性を殺害したと見られる少女、自殺か?_”
モブ
なんてこったいそいつぁ空騒ぎ
メルフェンと化した物語
モブ
なんやかんだしちゃって幕は降り
やれ烏合の衆はヘラヘラ笑うばかり。
神父
神父
_目が覚める。
クリス・クローフィ
飛び起きると、そこは教会の中で。
クリス・クローフィ
かつ、と音が鳴り、声が掛かる。
神父
優しく笑う、神父のような人。
オルシア・プロフェード
オルシア・プロフェード
少し警戒しながらも、言葉を返す。
クリス・クローフィ
オルシア・プロフェード
どうぞ、と言って お水を横の机に置くオルシア。
クリス・クローフィ
クリス・クローフィ
オルシア・プロフェード
オルシア・プロフェード
オルシア・プロフェード
クリス・クローフィ
それはつまり、
…ボクが、人間じゃなくて、 吸血鬼って事で
クリス・クローフィ
オルシア・プロフェード
オルシア・プロフェード
クリス・クローフィ
おうむ返しにそう呟く。
オルシア・プロフェード
オルシア・プロフェード
クリス・クローフィ
オルシア・プロフェード
…そしたら、また…
顔を青ざめるボクを見て、 微笑みかけるオルシア。
オルシア・プロフェード
オルシア・プロフェード
オルシア・プロフェード
…相当な、理由…
俯くボクに、オルシアが話しかける。
オルシア・プロフェード
クリス・クローフィ
オルシア・プロフェード
オルシア・プロフェード
制御…
クリス・クローフィ
オルシア・プロフェード
クリス・クローフィ
オルシアの手を取った。
しゅうりょ〜!
と言う事で、 曲パロ兼クリスの過去編でした!
曲は 夏山よつぎ様「ころしちゃった!」 です
くっらいね!!!
ちなオルシア君はレーヴィンの祖先です。 ひいひいおじいちゃんくらい
割と歌詞そのままなのがあるのは許して
では、バイ主〜!
コメント
5件
たまにはこういう不穏なのもいい…………