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Broooock

....え?

"友達"

その言葉が僕の頭を ぐるぐる巡って

何故僕がこんなにも "友達" という言葉に反応しているのか

僕は何故死のうとしていたか

何もかも分からなくなっていた

...友達

そうだ、僕は友達というものが嫌いだ

どうせ、そんなの壊れて消える

裏切られる

"友達" という権利を使って

僕のことを 苦しめてくる

この人もきっとそうに違いない

けど...

この人...は いい人そう

それに、この人のおかげで延命された

僕が死ぬまで、 今までと少し違う 人生を楽しんでみようかな

Broooock

...たい

きんとき

え?

Broooock

友達に、なりたい!
きんときと!友達に!

きんとき

!?ありがとう!

きんとき

俺...護るよ

きんとき

Broooockが苦しい思いしない様に

きんとき

護るから...

きんとき

もう二度と
あんなことしないでほしい

Broooock

っ...!?

Broooock

分かったよ

Broooock

きんさん

...何だろう

今のきんさん

何処かおかしかった

何かに怯えているような

何処か遠くを見ているような

そして もの凄く苦しそうで

今にも消えそうな... そんな瞳をしていた

Broooock

あれ...?

僕...

何かを忘れている...?

この世界がたとえ壊れていても『完』

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