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確かにじゃぱぱさんとたっつんこんな感じそうw
レースのカーテンを横に省いて窓の外を見る。
そこには見覚えのある姿がこちらを見ていた。
◀︎おーいッ!!
蒼田 直輝(なおきり)
思わず妙な呻き声を出してしまった。
窓の外からこちらを見ているのは【緑間 枱羽】 (みどま じぱ)だ。
なかなか独特な名前だ。
◀︎ やっほ〜!!なお兄〜!!
そんなことを考えているとまたじゃぱぱさんの声が聞こえてきた
朝からうるさい。
◀︎ねぇッ なお兄〜!家入れて〜!!
インターホンを鳴らせばいい事を。そう思いながら渋々じゃぱぱさんを家へと招いた。
蒼田 直輝(なおきり)
緑間 枱羽(じゃぱぱ)
僕が質問すると ニコニコしながらじゃぱぱさんが答えた。
こんな会話をしているが一応 "親友" 呼べる仲なのだ。
緑間 枱羽(じゃぱぱ)
蒼田 直輝(なおきり)
たっつんとは【黄野 達也】(おうの たつや)のこと。たっつんさんも僕達と仲のいい親友だ。
そんなことより僕の家はいつから遊び場と化したのだろうか。
最初は聞き間違いだと思いたく、もう一度と聞き返した。
蒼田 直輝(なおきり)
緑間 枱羽(じゃぱぱ)
蒼田 直輝(なおきり)
じゃぱぱさんだけでもうるさい。
そんな中うるさい人がもう1人増えるなんて……ごめんだけれど僕の身体が耐えられないだろう。
緑間 枱羽(じゃぱぱ)
緑間 枱羽(じゃぱぱ)
なんにも分かっていない。
僕は来て欲しいなんて思ってない。
ぴーんぽーん♪
そんな抵抗をする暇もなくインターホンがなった。
黄野 達也
蒼田 直輝(なおきり)
インターホン越しで分かる。うるさい。
そんなたっつんさんに苛立ちを覚え。その場で 届くはずのない無言の圧をかけた。
10秒もしない間でたっつんさんはリビングに来た。
黄野 達也
緑間 枱羽(じゃぱぱ)
静かなリビングがその瞬間からパーティー会場に早変わりした。
うるさいのはお2人ですよ。と言いたいところだがその苛立ちを胸に押し込んで深いため息をついた。
黄野 達也
緑間 枱羽(じゃぱぱ)
蒼田 直輝(なおきり)
うるさいのは2人なんだよ。!そう心の中で叫んだ。
そもそも2人は勘違いしているのではないだろうか。
今日はお見舞いという名の遊びをしに来たいつものメンツ!とでも思っているのだろうか。
そう思うほど僕がめんどくさくなってきているということだ。
緑間 枱羽(じゃぱぱ)
蒼田 直輝(なおきり)
蒼田 直輝(なおきり)
そんなことを思った途端じゃぱぱさんがお見舞いの品を渡してきた。逆に言えばお見舞い要素はそこだけだ。
たっつんさんもこんな感じだった。
あとは騒ぐだけ。まるで僕を病人と認識していないかのようだ。
とにかくうるさい。流石にこの状態でずっと付き合うっていうことが今の僕にできるか自信はないので自室へ向かう。
朝起きてから30分もかかっていないのにも関わらず 運動後のように疲れていた。
だから2人が僕が寝てることを察して帰ってくれることを信じて少し仮眠をとることにした。
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