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ここはどこだ?病院?それにしても暗い。
そういえばこの場所には見覚えがある。
そうだ。ゆあんくんの病室だ。
相変わらず何にもない病室にはポツンとベッドが置いてある。
ただ、花瓶には小さな【ムスカリ】の花が置いてあった。
赤城 柚杏
灰川 洋
灰川 洋
ゆあんくんとヒロくんだ。
ゆあんくんはとても暗い表情をしていた。
赤城 柚杏
灰川 洋
赤城 柚杏
赤城 柚杏
赤城 柚杏
灰川 洋
灰川 洋
灰川 洋
灰川 洋
赤城 柚杏
赤城 柚杏
灰川 洋
そう言って部屋を出ていった。
以前 夢で見たふたりとは全く違う。
そもそもこれはなんなのだろう。ゆあんくんの記憶なのか?
赤城 柚杏
そんなことを考えながらゆあんくんの方へ視線をやると大粒の涙を流して俯いていた。
_お__
な__ぃ〜
なおにぃ〜 おきて〜
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目を開けると目の前にじゃぱぱさんの顔があった。
蒼田 直輝(なおきり)
緑間 枱羽(じゃぱぱ)
黄野 達也
びっくりした勢いで間抜けな声を出してしまった。
そんな僕を見て嘲笑うじゃぱぱさんに無性に腹が立った。
そんなことはどうでもいい。このふたりはなぜ僕の自室にいるのだろうか?
蒼田 直輝(なおきり)
緑間 枱羽(じゃぱぱ)
緑間 枱羽(じゃぱぱ)
黄野 達也
抱いた疑問をそのまま口にしたら当たり前の回答が飛んできた。
蒼田 直輝(なおきり)
蒼田 直輝(なおきり)
緑間 枱羽(じゃぱぱ)
質問を変えてもう一度聞いてみると キョトンとした顔でこちらを見てきた。
緑間 枱羽(じゃぱぱ)
その顔のまま質問を質問で答えてきた。
確かに。僕は勝手に思い込んでいたのだ。
起きたらもう2人は帰ってくれている。とばかり思っていた。
蒼田 直輝(なおきり)
蒼田 直輝(なおきり)
緑間 枱羽(じゃぱぱ)
黄野 達也
蒼田 直輝(なおきり)
逆に帰って欲しかったんですけど。それに、それだけの為に寝てる人を起こしたんですか?
あなた達バカなんですか?
そんなことを心の中で繰り返し思っていた事を黙って。口に出したのは怒りを込めた短い言葉。
ほんとに迷惑なものだ。
蒼田 直輝(なおきり)
緑間 枱羽(じゃぱぱ)
黄野 達也
はい。もう早く帰ってください。
その言葉だけは飲み込んで笑顔で見送った。
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