テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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主様がお風呂で寝落ちしちゃて、寝落ちした原因を執事が突き止めるよ。

第2話 - お風呂に入る主様。隣の部屋でムーとフェネスが待機中。

214

2023年03月29日

#あくねこ

#あくねこ夢

#お風呂入ってくる！

#悪魔執事と黒い猫

×怜ちゃん×

お風呂に入る準備をし始める〇〇

〇〇

さて

〇〇

まずは、着替えなきゃね。

〇〇

…。

〇〇

よし!!

〇〇

着替えれたから、お風呂に入ろう。

〇〇

ｶﾞﾁｬ

〇〇

おぉ〜

〇〇

お風呂めっちゃ良い香りがする!!

〇〇

後で、フェネスにお礼を言わなくちゃだね。

〇〇

まずは、頭を洗わなきゃだね。

〇〇

…。

〇〇

よし、次は体だね。

〇〇

…。

〇〇

よし、体も洗えたから〜

〇〇

髪の毛を縛ってお団子にしなきゃだね。

〇〇

あ!!

〇〇

顔を洗うの忘れてた💦

〇〇

…。

〇〇

よし!!これで全部洗えたね。

〇〇

って、もう20分も経ってるじゃん!!

〇〇

体も全部洗えたことだし、そろそろお湯に浸かろう。

〇〇

ふぅ〜

〇〇

めっちゃ温度丁度いい〜

〇〇

1日の疲れも取れる〜

〇〇

柚も浮いてて、景色もめっちゃ綺麗。

〇〇

まるで、大きな旅館の温泉に貸し切り状態で入ってるみたい。

〇〇

本当にフェネスに感謝しなきゃだね。

〇〇

嫌な事も今は忘れてられるよ。

〇〇

ずっとこっちの世界に居たいな。

〇〇

それが出来れば1番良いんだけどね。

〇〇

って、こんなこと考えずにもっと楽しいこと考えなきゃ。

〇〇

目を瞑ってれば、自然と楽しいことも思い浮かんでくるかな？

〇〇

まぁ、考えるよりも"ものは試しよう"って言うからね。

天の声

と言いながら、〇〇は目を閉じた。

天の声

〇〇は、目を閉じながら呟くように言った。

〇〇

いつか、屋敷の皆と旅行に行きたいな。

〇〇

それが、今は叶わなくても。

〇〇

庭で皆とお茶会でもしようかな。

〇〇

アモンの育ててる花を見ながら、

〇〇

皆で…。

〇〇

凄く、

〇〇

楽し、そ、う

〇〇

だな…。

天の声

〇〇は、お風呂が気持ちよ良くて考え事をしながら眠ってしまったみたい。

天の声

日頃の疲れが出てしまって、お風呂でリラックス出来たから眠ってしまったのかな？

天の声

リラックス出来たことは良いことなんだけど…。

お風呂場の隣の部屋

フェネス

ん〜

ムー

どうしたんですか？フェネスさん!!

フェネス

主様をお待ちしようと思うんだけど、主様が"時間かかるから、別のことしてていい"って言ってたでしょ？

ムー

はい!!

フェネス

俺、今やる事ないんだよね。

フェネス

書庫から本でも持ってこようかな？

ムー

分かりました!!

ムー

フェネスさん!!僕も本を読んでみたいです!!

フェネス

流石に、2人がここを離れる訳には行かないね。

フェネス

ムー。俺がムーにピッタリな本を持ってきてあげるね。

ムー

よろしくお願いします!!フェネスさん!!

フェネス

主様から、お声掛けがあったら行ってあげてね。

ムー

はい!!

フェネス

んじゃあ、ちょっと書庫に行ってくるよ。

フェネス

直ぐに戻ってくるから。

ムー

はい!!待ってますね!!

フェネス

うん。

書庫へとやってきたフェネス。

フェネス

んと、俺はこの間読み途中だった本で良いかな。

フェネス

ムーには何がいいかな？

フェネス

難しそうなのは、ムー苦手だろうし。

フェネス

うん。薄くて、物語も直ぐに終わって。

フェネス

小話がある本にしよう。

フェネス

確か、ここら辺に…

フェネス

あ!!

フェネス

あった!!

フェネス

これを、2冊もあれば足りるよね。

フェネス

じゃあ、そろそろ戻ろっか。

お風呂場の隣の部屋

フェネス

ｶﾞﾁｬ

ムー

あ!!フェネスさん!!

ムー

おかえりなさい!!

フェネス

うん。ただいま。ムー。

フェネス

はい。ムー。

フェネス

ムーにピッタリな本を持ってきたよ。

フェネス

念の為2冊持って来たから。

ムー

ありがとうございます!!フェネスさん!!

フェネス

うん。

フェネス

じゃあ、俺達は主様からお声が掛かるまで本を読んでようね。

ムー

はい!!

フェネス

…。

ムー

…。

フェネス

…。

天の声

2人は本を読み始めたようです。

天の声

〇〇がお風呂に入って1時間経過…。

フェネス

主様がお風呂に入られて1時間経ったね。

フェネス

いつもならこのくらいなんだけど、今日は時間がかかるって言ってたからね。

フェネス

まだ大丈夫だね。

フェネス

…。

天の声

1度、時計を見たフェネス。

天の声

〇〇が"時間がかかる"と言っていたから気にせず、再び本を読み始めた。

天の声

…。

天の声

さらに、5分経過。

フェネス

ん？なんか、寝息が聞こえる…？

ムー

…zzZ。

フェネス

あ、読み途中で寝ちゃったのかな？

フェネス

仕方ないね。

フェネス

でも、まだ主様からのお声掛けも無いし。

フェネス

少し寝かせておこっか。

フェネス

そんなに時間も経ってないはずだから、俺もまた本を読もうか。

フェネス

…。

天の声

と言いながら、再び本を読み始めたフェネス。

天の声

…。

天の声

…。

天の声

…。

天の声

何か、流石に時間長くない？

天の声

フェネス集中モードに入っちゃった？

天の声

〇〇の声も聞こえないし。

天の声

時間は何分経ったかな？

天の声

ﾁﾗｯ

天の声

って!!

天の声

〇〇がお風呂に入ってから3時間経ってるじゃん!!

天の声

ヤバいよ!!

天の声

フェネス!!集中モードをOFFにして!!

天の声

気づいて!!

フェネス

…。

天の声

うん。

天の声

ダメだ。

天の声

どうしよう…。

天の声

私は何か出来る訳じゃないからね。

天の声

本人が気づくのをひたすら、待つしかない…。

フェネス

…。

天の声

お願い…。

天の声

気づいて…。

フェネス

…。

天の声

フェネスの集中力、エグくない？

天の声

うん。

天の声

助けて神様ぁ〜

天の声

天の声が何やってるんだろ…

天の声

もう、あれから30分も経つよ

天の声

うぅ…。どうしよう。

天の声

あそこの、豚猫も寝てやがるし。

ムー

…zzZ。

天の声

うん。こいつは、使えんな。

天の声

何か良い案無いかな〜？

天の声

ん〜…

フェネス

ふぅ〜、ずっとこの体制だと体が…

フェネス

少し、体を伸ばそう。

天の声

あ!!やった!!フェネスの集中モードがOFFに!!

ムー

…zzZ。

フェネス

ムーもまだ寝てるみたいだね。

フェネス

でも、かなり本も読み進めれたし。

フェネス

ん？

フェネス

読み進められた？

天の声

やっと、気づいてくれた〜!!

フェネス

え!!

フェネス

時間は!?

フェネス

もう、3時間30分も経ってるじゃん!!

フェネス

え、嘘。

フェネス

声は聞こえなかったし、まさか!!

フェネス

とりあえず、ムーを起こさなきゃ!!

フェネス

ムー!!起きて!!

ムー

僕、もうササミは食べられませんよぉ〜

フェネス

寝ぼけてないで!!早く起きて!!ムー!!

ムー

…ん？

ムー

どうしたんですか？フェネシュさん。

フェネス

まだ、軽く寝ぼけてるけど…

フェネス

それよりも

フェネス

ムー!!

フェネス

主様がお風呂に入られて、もう3時間30分も経つのに主様からのお声掛けが無いんだ!!

ムー

え!?

ムー

それは、本当ですか!!フェネスさん!!

フェネス

うん。俺も今さっき、本のキリが良くて時計を見てみたんだ。

フェネス

それで気づいたんだけど。

フェネス

立ち話してるよりも、早く主様の所に行かなきゃ!!

フェネス

絶対おかしいよ!!

フェネス

何か起きたはずだよ!!

ムー

そうですね!!急ぎましょう!!

ムー

3時間30分もなんて有り得ないです!!

ムー

ボスキさんじゃあるまいし!!

フェネス

ムー。そんなことは、どうだって良いから。

フェネス

早く!!

ムー

はい!!

天の声

ふぅ、やっと気づいたみたい。

天の声

とりあえず、良かった（？）。

天の声

慌ただしく部屋を出ていった2人。

お風呂場

フェネス

ｺﾝｺﾝ

フェネス

やっぱり何にも聞こえない。

フェネス

仕方ない。

フェネス

このまま入るよ!!ムー。

ムー

はい!!

フェネス

失礼します!!主様!!

ムー

失礼しますよ!!主様!!

〇〇

…。

フェネス

あ、主様!!

天の声

慌てて、〇〇の元へと駆け寄るフェネス。

天の声

が、当然お湯に浸かっているので服など着ているはずもなく。

フェネス

…ｯ//、す、すみまま、せん!!

天の声

と言い、慌てて顔を背けるフェネス。

ムー

フェネスさん!!

ムー

照れてる場合じゃないですよ!!

フェネス

う、うん。そうだね。

フェネス

あ、主様…？

フェネス

って？

フェネス

…寝て、る？

ムー

どうやら、眠ってしまっているみたいですね。

フェネス

とりあえず、お身体の方は俺の服で。

フェネス

って、主様凄く赤いじゃないですか!!

フェネス

それに、凄く熱い…

フェネス

ん？

フェネス

てことは、最低3時間はお風呂に浸かったまま寝て!?

フェネス

いくら40°と言えど、3時間もお湯に浸かってれば…

ムー

フェネスさん!!

フェネス

…。

ムー

フェネスさん!!しっかりしてください!!

ムー

とりあえず、主様を脱衣所に!!

フェネス

う、うん!!そうだね!!

フェネス

すみません。主様。失礼しますよ。

〇〇

…。

天の声

フェネスは、お湯に浸かりっぱだった〇〇を自分の着ていた服で体が見えないように〇〇に被せてから、お姫様抱っこでお湯から引き上げた。

フェネス

ムー、ごめん。お風呂場の扉を開けて!!

ムー

分かりました!!

フェネス

（にしても、本当に主様の体が熱い。）

天の声

脱衣所に〇〇を一旦降ろし、フェネスが言った。

フェネス

ムー。主様の体を拭いて!!

フェネス

俺は、反対の方を向いてるから!!

ムー

分かりました!!

フェネス

ムー!!主様の体が拭けたら言って!!

フェネス

直ぐに、ルカスさんの所に連れて行くから!!

ムー

分かりました!!急いで拭きますね!!

天の声

急いで〇〇の体を拭くムー。

ムー

フェネスさん!!拭き終わりました!!

天の声

ムーが、〇〇の体を拭き終わってからまた〇〇の体にフェネスの上着を被せた。

フェネス

分かった!!本当は着替えさせたいんだけど、ルカスさんに診てもらってからにしよう!!

フェネス

今から、ルカスさんの所に主様を連れて行くから!!

フェネス

ムーは、ベリアンさんにこの事を伝えて!!

フェネス

なるべく急いでね!!

ムー

はい!!分かりました!!

天の声

ムーが先に部屋を出て行き、フェネスは〇〇をお姫様抱っこ状態にし、急いで3階に居るルカスの元へと向かった。

主様がお風呂で寝落ちしちゃて、寝落ちした原因を執事が突き止めるよ。

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フェネスくん、照れてるの可愛すぎー！

×怜ちゃん×

プロフィール

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主様がお風呂で寝落ちしちゃて、寝落ちした原因を執事が突き止めるよ。

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