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あの夏の前に殺しあげるよ2話

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あの夏の前に殺しあげるよ2話

1 - あの夏の前に殺しあげるよ2話

♥

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2019年08月18日

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???

殺して欲しいなら殺してあげるよ

結乃

えっ?

???

死にたいんでしょ?

結乃

ま、まぁ。

???

僕が殺してあげるよ。

結乃

で、でも。君は小学生でしょ?

???

そうだよ?

???

誰でも自信が、勇気があればどんなことだって出来るんだ。

結乃

君は殺すのに勇気はいるの?

???

うん。

結乃

何で分かるの?

???

僕は殺し屋だからだ。

結乃

はっ?

???

僕の家族全員殺し屋だった。
どんな時も頭に殺す事しか考えてなくて。
僕なんか相手にして貰えなかった

でもある時母さんが僕に話しかけてくれたんだ。

???

殺す時には勇気が居るのって

???

でもね。母さんの気持ち分からないんだ。

???

僕はまだ人間だから。

???

人を殺した母さん達は鬼なんだ。

結乃

???

ある時ね警察がきて母さんたちを
捕まえたんだ。
でも僕は捕まえてくれなかった。
牙が生えている鬼達を叩いてるのに

???

僕だけ優しく頭を撫でてるんだ。

???

怖かっただろ?って。

???

ここは安全だ。って

???

その時初めて母さんたちの悲しみを涙を見たんだ。

???

泣きながら僕を見てる。

???

その時母さんが。

???

ねぇ貴方の名前決まったわ
貴方は陽。
私達みたいにならないように
皆を笑わせられるように
人間になりなさい。
陽。

結乃

結乃

陽くん。

何?

結乃

私は結乃。

男の子みたいな名前だね。

結乃

結乃

本当に殺してくれるの?

うん。

結乃

何で?

結乃

笑わせられるような人間になりなさいって言ってたじゃん。

僕は母さんたちみたいな死に方がしたいんだ。
それにもうこの世には母さんたちは居ない。

人生は大人のものじゃ無いしね。

結乃

笑。

でもね条件があるんだ。

結乃

何?

僕普通なことがしたいんだ

結乃

普通?

うん。

結乃

学校行って勉強して…とか?

うん!

結乃

うーん。まぁ良いよ!

結乃

それくらいなら。

良いの?やった!!

こうして私達の物語が始まった

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