今日は娘と一緒に 遊園地に行く
そして、 小さなお祝いでもある 娘が最近 文字を読めるようになり 俺はそれが嬉しくなった
私(父)
かなめー
着いたぞ
着いたぞ
私(父)
ここは大きいなぁ
娘(かなめ)
うん!
娘(かなめ)
パパ!
たのしみだね!
たのしみだね!
私(父)
そうだな!
私(父)
お!
看板が立ってるな
看板が立ってるな
私(父)
文字も読めることだし
読んでみるか?
読んでみるか?
娘(かなめ)
うん!!
娘(かなめ)
かなめ!よめる!
私(父)
よぉーし
看板の近くに行って 読む。 娘はじーっと 読んで突然悲しい顔になった 俺は焦ったが 楽しんだらいいかと 思い言ってみた
私(父)
じゃあ
この看板通りにしような?
この看板通りにしような?
娘(かなめ)
……
私(父)
……。
その後も 色々乗せてやったが 楽しそうにしてなかったから 俺までも悲しい気持ちになった
そんな時、涙を流す。 娘は自殺したんだ もういないんだと そして思い出す
あ、確か看板には 「楽しんでね」 と書かれていた。 俺はその通りにしろと言った事を後悔した