指先ひとつで　,

attention wrwrd　_　ci × syp 独自設定有 ・ 他麺有 当作品は あくまで 二次創作であり 、 本人様とは関係ありません 。

「 指先 ひとつで 」

その日 、 俺は 教室の隅で担任から押し付けられた プリントを整理していた 。

突然 、 背後から 声がかかる 。

背後から 聞こえた声に 振り返ると 、 そこには チーノが 立っていた 。

相変わらず … と言うべきだろうか 。

何処か 颯爽 とした 笑みを 浮かべている 。

… 正直いうと 、 俺は チーノの事が あまり 好きではない　。

… その口ぶりが 気に食わなくて 、 俺はプリントを 机に　叩きつけた

でも チーノは そんなもの 気にしていない様子で 、 … むしろ近づいてきた 。

あの 余裕そうな 顔 、 態度 … 彼の全てに 腹が立つ 。

そうすると 、 彼は 少しだけ顔を寄せてくる 。

軽く 。 冗談みたいに …

_　冗談にしては 、 声が近すぎた 。

距離も 、 心臓が 跳ねる音がした 。

… 心臓が 妙に うるさくて 、

けらけら と 呑気に 笑う 彼 。

彼は いきなり 、 俺の手元の プリントを 丸める

… 彼は そっと一言 、 それだけ 俺の耳元で 呟いた　。

嫌いじゃない …

否 、 俺は チーノに なんにも 思ってない筈だ　。

なんにも　…

そう 、 くすっと 笑ったかと思えば

軽く俺の肩を叩いて 、 彼奴は 何事も 無かったかのように 教室を後にした　。

あいつ　…

To be continued　𓈒𓏸︎︎︎︎