朝は嫌い
夜はすき
親は嫌い
友達はすき
家は嫌い
街はすき
N.
お願い!出してよポロ
N.
もうしないからポロポロ
親
うるせぇな
親
もう少し静かにできねぇのか?
ボコっ
N.
はっ、
あ、またこの夢
N.
はぁーヒューケホッ
辛くて辛くて胸が裂けそう
N.
大丈夫、自分なら大丈夫
N.
だって自分は優等生だもん
いつも自分に言い聞かせる
そうでもしないと
この世界にいることが辛くなっちなう
N.
お父さんおはよニコ
親
おぉないこ今日は早いな
N.
生徒会が忙しいからね?笑
親
そうかそれは頑張れ
N.
分かった今日も頑張ってくる
親
ないこは偉いな〜
一見いいお父さんに見えるでしょ
でも放蕩無頼になったら
考えたくもない
N.
眩しいな、
昨日殴られたとこお抑えながら
今日も天気が清々しいことに
すこし腹を立てていた
もう9月の中盤というのに
暑さが消えない
N.
暑、
I.
ないこ〜!!
N.
あ、まろ
N.
おはよニコ
I.
うん!おはよ!
N.
今日はほとけっち居ないの?
I.
今日は置いてきた笑
N.
物扱い笑
こいつはIf
朝からうるさい奴
ちなみに生徒会
N.
あ、もう時間無い走ろ〜!
I.
うん!
ドン
N.
え?
頭が追いつかない
今俺轢かれそうになって
あ、まろ、
?!
なんで俺怪我してなくてまろが?
あ、そっか助けてくれたんだ
N.
まろ、?
I.
あーこれやっばい
I.
痛いとか感覚ほぼないわ笑
N.
……ッ
N.
えぇと救急車
焦り紛れに俺は救急車を呼んだ
そして
まろは緊急搬送されたが一命を取り留めたらしい
そしてまろを轢いた人は現在逃亡中
そして俺は警察に事情聴取されて
一回家に帰された
本当は帰りたくないのに
だって帰ったら、
親
はぁ、お前さ
親
警察の迷惑かけんな言ったよな?俺
N.
はい、
やば、はじまった
これからは地獄
親
いふ君右足とあばら骨折やって
N.
、はい
親
はいじゃねぇよな?
N.
ごめんなさい
親
お前をあばらおったろか?
N.
嫌です、
親
お前に拒否権ねぇよ
ゴキっ
N.
あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"
腹にとてつもなく強い衝撃
痛い痛い
今にも逃げ出しそうだ
親
いふくんはこれより痛いんだぞ?
N.
はい、分かってますケホッ
親
もう一本いったらチャラな
N.
え、
考える暇もなく俺はまた腹に
強い衝撃を食らった
逃げ出したい嫌だこんなとこ
死にたい死にたい死にたい
もう生きたくない
N.
ポロッ
親
あ?何泣いてんだよ
N.
あ、いやポロポロッ
泣きやめ泣きやめ
じゃないとまた
次は頬に強い衝撃を感じた
ジンジンする痛みと涙が止まらない
最悪だ
あ、まってこれやば
頭くらくらする
バタンッ