君に嫌われる大作戦！

朝。

朝に弱いぷーのすけが珍しく朝食を作ってくれていた

俺からは別れようって言えない。 なら、ぷーのすけから嫌われれば良い

冷たく言い放ってみた。心臓がバクバクする。

けど、ぷーのすけは落ち着いた声で返した。

優しい。優しいから余計に苦しい。

でも、次はもっとはっきり 嫌われることしなきゃ───。

昼。今日は実写撮影だった。

休憩の合間、俺はわざとまぜちの肩に体を寄せた。

後ろから視線を感じるが、見なくても誰かわかる。

胸は痛むが、わざと無邪気に笑うフリをした

夜。ぷーのすけと家に帰った。

ソファに座るぷーのすけが言う

いつもより低い声に、背筋がびくっとした

まるで挑発するように返してしまった。

ぷーのすけはしばらく黙って、ため息をついた

ボソッとしたその声がいつもより冷たくて、胸が痛む

そう思うほど、涙が出そうになるのを必死に堪えた。

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