僕は、ずっと
人の管理下に置かれながら過ごしていた。
そこから僕の世界は
まるで洗脳されたかのように変わっていった。
最近はこれが運命だと思うようにもなってきたな。
ある日、僕は見つけた。
何時も僕の方を悲しげな目で見ている女の子。
遠くから見ることしか出来ないのに何故か近く感じるな。
ある日、監視の目を盗み、遠くに行ってみた。
そこであの子と出会った。
??
貴方は何で此処にいるの?
そう聞かれた。
繰楼
逃げ出してきた。
繰楼
君は?
聞き返すとクスッと笑い
??
私もだよ。
??
奇遇だねw
それが出会いだったな。
??
私の名前は真緒。
真緒
貴方は?
繰楼
僕は繰楼。
自己紹介が終わって
互いのことを知って行く間に意気投合した。
少し休憩しながら2人で見晴らしのいい遠くの山に行った。
とても綺麗な夕日が沈んでいた。