マイク
夢主
彼の大きな背中を見ていると
昔のことを思い出した。
白雲朧
独り言のように呟く姿に
胸がいっぱいいっぱいになった
マイク
相澤消太
昔から、周りのノリが嫌いだっけ
あぁ、違った。
山田のノリだけが、嫌いだった
まだ、私たちが学生の頃に
屋上で将来の夢を話し合った
その時間が、大好きだった
よく、クラスで弁当を食べた
もちろん、4人で。
マイク
相澤消太
今と変わらず、固形物を嫌ってた。
でも、今と違ったのは、
白雲朧
白雲朧
そう言う、朧の発言があるところだ
夢主
この頃から、消太と意気投合してた
私も、昼飯は軽めに済ませるタイプだからだ
白雲朧
夢主
白雲朧
話しているうちに、口に入れられる
みんなで、事務所を立てようって
言葉だけの約束をしてた
消太だって、乗る気じゃなかったし
山田は分からないけど、
たぶん、朧は本気だったんだろうな
マイク
相澤消太
押し付けあいが始まった
いつも、くだらないことで話した
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白雲笑