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お風呂場を出てバスタオルで体を拭いてると、
颯斗が当たり前みたいに 俺の頭をタオルで包んできた。
颯斗
永玖
颯斗の手が優しく頭を押さえて、 タオル越しに髪をゴシゴシと拭き始める。
自分でやるつもりだったけど、心地よくて、なんとなくされるがままになってしまう。
颯斗
永玖
颯斗
颯斗
永玖
颯斗
即座に却下したのに、 俺の頬に手を伸ばしてくる
永玖
颯斗
颯斗
永玖
颯斗の手が、やわらかく俺の頬を撫でる。
いつもより優しい仕草に、なんか息が詰まる
颯斗
颯斗は俺の顔をじっくり見ながら、 クリームまで塗ってくる。
永玖
颯斗
永玖
颯斗
颯斗
永玖
なんだかいたたまれなくなって、黙ってしまった。
なんかめっちゃ恥ずい。
俺が黙ってると、颯斗は満足そうに微笑んで、 ぽん、と俺の頬を軽く叩いた。
颯斗
颯斗
永玖
呆れたように言いながらも、 心の奥がじんわり温かくなってくる。
こういうの、悪くない。
颯斗の甘やかし、 たまには受け入れてもいいかも。