愁斗はもう俺のことを認識するのが 難しくなった
そんな日々が続いていたある日
夕方 16:00
愁斗
英寿
愁斗から俺の名前が出るなんて…
これは奇跡って言っても過言ではない
愁斗
あそことは多分思い出の場所のこと
英寿
愁斗
17:30
俺は約束通りに来た
英寿
愁斗
キャリーバッグを持った愁斗が また夕日を眺めて待っていた
愁斗が出る前に物音はしてたけど どこか出かけるのかな…?
英寿
英寿
愁斗
愁斗
愁斗が渡してきたのは花束だった
愁斗
英寿
愁斗から急にプレゼント
そして
愁斗
唐突な別れの言葉
英寿
俺はその言葉しか言えなかった
愁斗
愁斗
英寿
俺は泣きながら話す
愁斗
英寿
どんな形でもいい
傍に居させてよ
愁斗
愁斗
英寿
そう言って愁斗は鞄を持って 前に歩き始めた
英寿
愁斗この思い出の場所も 思い出せなくなり
俺がまたここにきても 会えることは無くなる
L〇〇Eでメッセージを送っても 見ることも無くなるだろう
これが君との最後だった
Fin
主
主
主
主
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