絵名
アンタって…天才って
呼ばれてる伏黒恵でしょ。
呼ばれてる伏黒恵でしょ。
恵
そうだったとしたらなんだよ。
関係なくないか?
関係なくないか?
絵名
私には大アリよ……
そういうやつ見ると
ムカつくの…!何よ…
天才…?本当にムカつく
そういうやつ見ると
ムカつくの…!何よ…
天才…?本当にムカつく
恵
お前天才憎んでるだけだろ。
絵名
才能あるくせに…いざって
時にしか活用しようと
しない…!!ほんとに
何なの…?
時にしか活用しようと
しない…!!ほんとに
何なの…?
絵名
でもまふゆを救えるのは
私達だけ…だから返して
私達だけ…だから返して
恵
摩冬はお前らの物じゃ
ねぇよ。ただ…あいつは
本当の自分を見つけたかった
ねぇよ。ただ…あいつは
本当の自分を見つけたかった
絵名
それが!私達だったら
出来るって言って_
出来るって言って_
恵
お前らじゃ出来ない
摩冬の家の事情
くらいしか知らない
無知なお前らじゃ…
摩冬の家の事情
くらいしか知らない
無知なお前らじゃ…
絵名
は?家の事情くらい?
恵
摩冬はただ縛られずに
生きたかった。それだけだ
生きたかった。それだけだ
絵名
何それどういう意味よ……
恵
お前らには一生
分からねぇよ。玉犬!!
分からねぇよ。玉犬!!
絵名
え!?ちょっと!!
教えなさいよ!!
教えなさいよ!!
ガァウ!!!
絵名
これが玉犬ね……でも私達は
攻撃を受けるたびに強くなるの
残念ね!
攻撃を受けるたびに強くなるの
残念ね!
恵
そうじゃなきゃお前らを
倒しがいねぇだろ…
倒しがいねぇだろ…
絵名
私だって…!!これでも
呪詛師なんだから!!!
呪詛師なんだから!!!
恵
…!!
恵
(こいつの術式…妙だな…)
恵
気色悪ぃ…
絵名
仕方ないわね!!
恵
(呪具…しかも筆の呪具…
見たことないのない代物だな…)
見たことないのない代物だな…)
絵名
これでアンタを抹殺して
あげるんだから…!!
あげるんだから…!!
恵
鵺!!!
絵名
じゃあ、私も……鵺!
恵
(…!?あの筆の呪具か…)
絵名
アンタには劣る二番煎じに
なるけどね…私だって
出来るのよ。
なるけどね…私だって
出来るのよ。
恵
くッッ……
恵
(いや、二番煎じとは聞いたが
こいつ自身攻撃を受けるたび
に強くなるなら俺の式神より
強さを上回る……)
こいつ自身攻撃を受けるたび
に強くなるなら俺の式神より
強さを上回る……)
恵
(これ程までめんどくさい術式を
持ってる相手とはな…)
持ってる相手とはな…)
絵名
ねぇ、伏黒恵。
思い知った?少しは…
思い知った?少しは…
絵名
私だって、呪詛師
なんだから。
なんだから。
恵
(急にこいつの呪力が
跳ね上がっていてぇ…)
跳ね上がっていてぇ…)
恵
(でも…例え俺が負けた
としても…摩冬がいなく
なるだけ…俺のリスクには…)
としても…摩冬がいなく
なるだけ…俺のリスクには…)
恵
お前より劣ってる俺は
弱いのにどうして強い
って思う?
弱いのにどうして強い
って思う?
摩冬
恵も、私の友達だから。
恵
は?
摩冬
私の友達が…
弱いはずないよ。
弱いはずないよ。
恵
いや…違う……
絵名
私も加勢しなきゃ_
恵
まだ…終わってねぇぞ…
絵名
まだ生きてるの…
アンタが生き残るのは
無理だって言ってんの!
アンタが生き残るのは
無理だって言ってんの!
絵名
私が強くなってくだ_
恵
領域展開…嵌合暗翳庭…!
絵名
しまっ_
恵
(アイツのダチなら…
俺は負ける訳には
いかねぇ…!!)
俺は負ける訳には
いかねぇ…!!)