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何も出来ぬまま一週間後が今日になった。

nakamu…現国王を殺しても他の幹部らが王になる。

だから幹部全員を俺が殺してしまわなきゃいけない。

俺は決意を握りしめ、廊下に出た。

後からバレて抵抗されるのは面倒だから強いやつからやってしまおう。

寝込みを襲うのはちょっと申し訳ないけどね。

まずは戦闘員から

1番強いと教えられた彼の胸にナイフを押し付ける。

戦闘員

あ"ッ…時、也…やっぱりか"ッ…!

何故か彼には俺が内通者だってバレてたみたいだった。

先に来てよかった。

ズキッ…

次はもう1人の戦闘員

戦闘員

はっ"…う…そ、!?

ズキッ…

次は医者

医者

時yッッ?!な"、んで…?

医者は刺す瞬間に起きちゃってびっくりしたな〜

ズキッ…

次は情報集員

情報集員

ぐッう、…お"まっ"え…!

ズキッ…

最後は国王

今までと同じようにベッドの隣に立ち、 すでに4人の血で濡れたナイフを国王に立てる。

でも何故か手が震えて上手く位置が定まらない。

国王

ん……?

俺はナイフを自分の後ろへ隠す。

国王

時也…

ごめんね…?起こしちゃった?

国王

それより……

ん?なに…?

国王

なんで泣いてるの…?

きんとき

え…?

国王

怖い夢でも見た?w

きんとき

………。

本当に呑気だな〜…この人は…

きんとき

………大丈夫だよ

国王

泣いてるのに大丈夫はないでしょ!

国王

おいで?

国王は手招きをする。

きんとき

………。

俺は導かれるまま国王のそばへ行く。

国王は俺の頭に手を添え自分の胸へ引き、抱きしめる。

国王

怖かったね……

国王はもう大丈夫。もう怖くないよ。と言いながら俺の頭を撫でる。

きんとき

子供扱いかよ……w

国王

へへへ……

ー情でも移ったのか?ー

きんとき

………。

きんとき

確かに…そうだね

それならこの涙だって… 気付かないフリをしていたこの胸の奥の痛みだって納得できる。

nakamu

なにか言った?

きんとき

ん〜ん…なんでもない……

nakamu

そっか

きんとき

〜〜…ー。

nakamu

ん?

きんとき

きんときだよ

きんとき

俺の本名

nakamu

そっか……きんときか…

nakamu

きんとき

きんとき

ん…?

nakamu

おやすみ…

きんとき

………。

うん…おやすみ

1.normal end ーミッション成功ー

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