主
主
主
主
七悪
僕は凶一郎兄ちゃんが太陽兄ちゃんに 開花春来を使った事で 凶一郎兄ちゃんの体に 何か影響がないか調べていた
凶一郎
すると…こんな事がわかった わかってしまった
七悪
なんだけど…兄ちゃんは
余命一ヶ月なんだ
凶一郎
凶一郎
七悪
しないでね?
凶一郎
見送って貰いたいしな
それにみんなも
すぐ来るんだあっちで
父さん達と待ってるよ
七悪
凶一郎
七悪
夕食時
凶一郎
みんな
六美
凶一郎
七悪
死んじゃうんだ…
多分二刃姉ちゃんが
二ヶ月後ぐらいに゙…
そして辛三兄ちゃんはその一ヶ月後みたいな感じでみんな亡くなっちゃうんだ…
ひふみ
死んじゃうの…?
あるふぁ
凶一郎
ひふみ
カタカタ
ひふみ
ひふみ
ひふみ
守れてないもんっ
凶一郎
六美
太陽
太陽
太陽
みんな
六美
太陽
一度決壊するともう止まんなくなって みんなも俺につられるように泣き始めた
その後ひふみとあるふぁは 泣きつかれて寝ちゃってた
みんな泣いてたけど、兄さんだけは 泣いてなくて
なんだか寂しそうに笑ってた
夕食は食べれるはずもなく
みんな泣きながら部屋に戻った
その夜兄さんが俺の部屋に来た
コンコン
凶一郎
太陽
ガチャ
凶一郎
太陽
凶一郎
太陽
兄さんは前と同じようにそう言った
凶一郎
太陽
凶一郎
だと思っている
太陽
兄さんはそう言って俺に近づいて来た
そして
ポスッ ナデナデ
パタン
凶一郎
あの兄さんが俺の頭を撫でてくれてる…
スッ
凶一郎
パタン
太陽
太陽
この後俺は床に座り込んでずっと 泣いていてその後はそのまま寝た…
はず、なのだがなぜかベッドに寝ていた
太陽
くれたのかな…?
もちろん兄さんが死んじゃうのは 悲しいけど、昨日よりは落ち着いて 受け入れられた
太陽
トコトコ
太陽
みんな
六美
話してたんだけど
六美
太陽
六美
太陽
六美
太陽
六美
太陽
六美
向こう一ヶ月は
なくしてもらった
太陽
六美
太陽
六美
キレてた
凶一郎
六美
凶一郎
六美
普段だしてないだけで
私だってみんなが1番なの
みんなが大好きなの
お兄ちゃんが大好きなの
部外者のために残り少ない
みんなで過ごせる時間を
使いたくないの
太陽
バレたくないんじゃ?
六美
六美
だって事実だし
凶一郎
太陽
六美
パシャシャシャシャシャシャ
凶一郎
六美
凶一郎
六美
凶一郎
六美
凶一郎
六美
パシャシャシャシャシャシャ
主
崩壊エグいですね
凶一郎
六美
主
主
太陽