テラーノベル
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あれ 、
あの反応絶対ただうったわけじゃない
なにかある
けど 、 俺は聞けない
すちくんは俺の事信頼してないから
今まで一緒に帰れなかったことなんかなかったのに
教室に向かいながら先程のことを思い出す
違和感だらけのすっちーの仕草
感じた距離
俺とすっちーは物心がつく前から一緒に遊んでた
家は隣
小さい頃のすっちーはほんわかとしていて、外に遊びに行くというよりかは家でゆっくりしてたいタイプだった
すっちーとは相反して 俺は元気いっぱい 、 よく外に遊びに行くタイプだった
それでも大きな喧嘩はあまりしてこなかった
唯一喧嘩をしたといえば俺が小学三年生の頃
すっちーと俺は毎日登下校一緒にしていた
学年は違っても終わる時間はほとんど同じなのでいつも少し早く終わった方は 校門で待っていた
そう思いながら校門に寄りかかっていた
するとすっちーと同じクラスの人達が出てくるのが見えた
すっちーがその後すぐ出てくると俺は信じて疑わず 、
呑気に今日のおやつはなんだろ … って考えてた
でも5分たっても 、 10分たっても
すっちーは出てこなかった
そう思って俺は靴箱を見に行った
すっちーの靴がない
いつもはいてる俺と色違いのスニーカー
今日はどこの靴箱にも入っていなかった
登校中にすっちーがその靴を履いていることは確認していたのでほかの靴を履いてることは無い
っていうことは 、、
酷く絶望した
コメント
1件
毎日一緒だったのに置いて帰った....? 腕のあざと放課後一緒に帰れないって いじめ....?