ナムジュンside
それから話し合いが始まった。 今回の曲は、彼の今度の映画の主題歌として使われるらしい。
ホソク
ホソク
ホソク
ホソク
ナムジュン
ホソク
丁寧に内容を教えてくれる彼。 彼も、アクションなんてするのかな。
ナムジュン
ホソク
ユンギ
ホソク
ホソク
ホソク
ユンギ
一気に仕事モードに入ったユンギヒョンは、彼との話し合いにのめり込んでいた。 話をする彼は誰より真剣で、撮影や収録の時の愛想笑いが一切なかった。 そんな彼の話に、ただ聞き入ってしまった。
ホソク
ナムジュン
ジン
俺が光? どっちかって言うと暗めの方が得意なんだけど…
ホソク
ホソク
そう笑顔で言った彼。
ジン
ナムジュン
ユンギ
ナムジュン
グク
ユンギ
ホソク
ナムジュン
思わず顔を上げると、微笑んだ彼と目が合った。
ホソク
ホソク
ホソク
ホソク
頭を下げた彼に、調子が狂ってしまう。 同時に、彼の言葉を嬉しく思ってしまった自分がいた。
ナムジュン
ホソク
その時の笑顔は、彼の素顔のように見えた。
テテ
ジミン
テテ
ジミン
打ち合わせが終わって、クオズたちが話していた。
ジン
ユンギ
彼と話すヒョンはいつもより楽しそうだった。
ナムジュン
あの四次元とお爺と長男め……イチゴミルクとコーヒーとミルクティーとコーラって、一つ多くない!?
グク
グク
なんて言うジョングガと一緒に、買った飲み物を持って廊下を歩いていた。 すると廊下の隅に、ナムジャアイドルの子たちが集まっていた。
グク
ナムジュン
ジョングガの前を歩いていくと、自然と聞こえてくる彼らの会話。
男1
男2
聞こえてきた名前に、思わず足を止めた。
男3
男1
男2
男1
男3
そんなひどい会話に、止めに入ろうかとも思ったけど。彼のことに口を出す義理はない。 そのまま通り過ぎようとした時、もう一つ聞き慣れた声が聞こえた。
ホソク
ああもう、なんで君はまたそうやって……
男1
ホソク
男1
男1
男1
ヒートアップする彼に、俺たちは足が動いた。 でも、
ホソク
ホソク
ホソク
ホソク
バシャアッッ
ナムジュン
その子は持っていたペットボトルの水を彼にかけた。
男1
男1
男1
男1
水をかぶった彼は、何も言わずにその子を見据えていた。 なんで何も言わないの?違うなら違うって、ちゃんと言わなきゃ…
ホソク
ホソク
小さなその呟きが、俺の耳にスッと入ってきた。
男1
その子が手をあげようとすると、奥から駆け付けたスタッフに止められた。
マネージャー
ナムジャの子たちはスタッフに連れて行かれて、なんとか事態が収まった。 マネージャーさんは、彼の濡れた髪や顔をハンカチで拭いていた。
マネージャー
ホソク
マネージャー
マネージャー
ホソク
ホソク
笑顔でそう突き通した彼に、マネージャーさんは溜め息を大きく吐いた。
マネージャー
そう言って、マネージャーさんは歩いていった。
ホソク
そう呟いて、彼は俺たちの方にくるっと向いた。
ホソク
ホソク
俺は作業室にのソファに一人で寝転がっていた。
ナムジュン
あの日、濡れたまま撮影に行こうとした彼を、俺は引き留めた。
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
ふっと笑った彼はまた熱っぽくて、俺は目を逸らした。
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
俺の肩に手を置いた彼は、背伸びして俺の目の前に顔を近づけた。
ホソク
ホソク
彼はいたずらっぽく笑って、そのまま撮影に向かっていった。
コメント
2件
いくら何でも水をかけるのは許せない…… え、今ホソクさん、え? え、もしや…… くっ…続きが気になるっ! 次回も楽しみにしております! ご自分のペースで頑張ってください!(ง •̀_•́)ง