テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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凌紫~Series~

第3話 - Episode3

140

2024年05月28日

#パラライ

#BL

Void

皆さん!おはこんばんわ!

Void

毎度同じみ主のVoidでございます!

Void

前回と引き続き同じでございます!

Void

それでは、どうぞ!

午前:5:00

凌牙

ん…ﾊﾟﾁｯ

凌牙

ｸﾜｯ…

凌牙

…(疲れてそのまま寝ちまったか…そろそろ戻んねぇと)

紫音

ん~…

凌牙

紫音

凌牙ぁ…(寝言)ｽﾘｽﾘ

凌牙

かわいいな…

凌牙

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

紫音

んん…?ﾊﾟﾁｯ

凌牙

紫音

ふぁ~…あれ?もう朝…?

凌牙

あ､ああ…

紫音

おはよ~凌牙

凌牙

お､おう…

紫音

寒い~…凌牙ギューして

凌牙

ん…

紫音

あったか~い

凌牙

…服着ねぇのか

紫音

まだこのまんまがいい~

凌牙

…そうか

凌牙

…紫音

紫音

ん~?

凌牙

…ありがとな

紫音

ふふっ笑

紫音

ﾁｭ♡

凌牙

紫音

こちらこそ♡

凌牙

…ｷﾞｭｰ!

紫音

ちょっと凌牙~

紫音

苦しいよ~笑

凌牙

…ｸﾞﾘｸﾞﾘ好きだ

紫音

うん、俺も大好き笑

紫音

そういえば､今何時?

凌牙

ああ…5時30分ぐらいだな

紫音

ぼちぼち帰んなきゃかな?

紫音

犬飼に怒られちゃう笑

紫音

帰ってきて､なんの理由も無く裏になってたら俺等二人懲罰決定だからね

凌牙

そうだな

紫音

んじゃ服着て行こ~

紫音

ん~~!ふぅ…体バキバキだ笑

凌牙

わ､悪ぃ…酷くやり過ぎた

紫音

凌牙のせいじゃないよ

紫音

俺が体力無さ過ぎるだけだから

紫音

俺も久々に凌牙とヤれて嬉しかったし笑

凌牙

…///

紫音

ふふっ笑

ｷﾞｭ!

凌牙

紫音

手繋いで帰ろ

凌牙

お､おう…

ｶﾞﾁｬ

紫音

ただいま~

凌牙

……

犬飼

おかえりなさい!甲斐田くん!土佐くん!

紫音

あっもう起きてたんだ

紫音

まだ6時なのに

犬飼

えぇ朝食作りもありますからね笑

犬飼

それと…お二人は仲直りできたんですか?

紫音

うんバッチリね

犬飼

わぁ!良かったです!

犬飼

やっぱりいつものお二人が一番ですね!

凌牙

い､犬飼!

犬飼

はい?

凌牙

あ､ありがとう…

凌牙

お､俺の…ワガママを聞いてくれてよ…

犬飼

いえ正直言って私もここ最近土佐くんと甲斐田くんの様子がおかしいのは分かっていました

犬飼

規則がどうとかの問題よりお二人の仲が崩れる方が私的にはとても嫌なので

犬飼

私なりに出来る事をしただけですよﾆｺｯ

凌牙

…そう､か

犬飼

と､もう7時ですね!御子柴くん起こして来なければ

凌牙

俺が行く

紫音

んじゃ俺も行こ~

紫音

寝起きのワンちゃんはご機嫌斜めだからね~

紫音

犬飼は朝ご飯お願い~

犬飼

分かりました!御子柴くんの事お願いします!

紫音

あっそうだ俺からも言わないとね

紫音

犬飼~

犬飼

はい?

紫音

色々ありがとうね今回の事も

犬飼

ふふっ笑こちらこそ

色々ありまして、夜です!

犬飼

それでは､土佐くん!お誕生日おめでとうございます!

みこち

おめ~りょーがちゃま

紫音

おめでとう~凌牙~

凌牙

あ､ありがとな…お前等…///

紫音

ご飯めっちゃ豪華じゃん

犬飼

御子柴くんが一緒に手伝ってくれましたから!買い出しも付いて来てくれましたし!

紫音

へぇ~珍しいねシバケン笑

みこち

ふんっ!今回だけだからな!

犬飼

それに甲斐田くんが一生懸命考えてもくれましたしね!

凌牙

そ､そうなのか…?

紫音

当たり前でしょ?恋人なんだから笑

凌牙

……///

紫音

照れてる~可愛いね凌牙♡

みこち

イチャイチャしないでもらっても~?

紫音

シバケン､羨ましいの?笑

みこち

はぁ!!?んな訳ねぇだろうが!!黙れ!色ボケ!!

犬飼

お二人共!こんな大事な時に喧嘩しないでくださいよぉ~!

紫音

そうだね~お腹空いたし食べよ~

みこち

ったく!

犬飼

土佐くんもいっぱい食べてくださいね!

凌牙

お、おう

午前:0:30

凌牙

……ﾊﾟﾁｯ

凌牙

(寝付けねぇな…)

凌牙

……(吸いに行くか)

ｶﾞﾁｬ

凌牙

ん…?

紫音

あ､凌牙

凌牙

お､起きてたのか

紫音

うんちょっと眠れなくてね

紫音

凌牙も?

凌牙

…ああ

紫音

同じだね笑

凌牙

ん…(ヤベ…ライター忘れちまった)

凌牙

(めんどくせぇけど､取りに行くしかねぇな)

紫音

ライターいる?

凌牙

!…あ､ああ

ｶﾁｯ

凌牙

あ､ありがとな

紫音

は〜い

凌牙

……なぁ紫音

紫音

ん~?

凌牙

す､少し聞きてぇ事があるんだけどよ…

紫音

どうしたの?

凌牙

…お前はよ

凌牙

お､俺の何処に好かれたんだ?

紫音

え?

凌牙

…俺は､正直分からねぇんだ

凌牙

俺は自分の良いとこなんてねぇと思ってる

凌牙

だから

凌牙

お前に俺は似合わねぇって思っちまう

凌牙

お前の恋人に相応しくないって…

凌牙

でも､お前が俺を好きな気持ちを踏みにじるなんて事はしたくねぇし

凌牙

お前を裏切る形になってお前が傷付くのも見たくねぇ

凌牙

だから…!ちゃんと向き合って､聞こうと思ったんだ

紫音

…ふふっ笑

凌牙

な､何笑ってんだよ…

紫音

ごめんね

紫音

そこまで俺なんかの為に思ってくれてるのが、嬉しくって

紫音

そうだね

紫音

凌牙に惚れた理由か…

紫音

色々…数え切れない程あるけれど

紫音

1番惚れた理由はあの日の事かな

凌牙

あの日…?

紫音

覚えてる?

紫音

俺がだいぶ前夜遊びに外に出てさ､男複数人に捕まって犯されそうになった時…

凌牙

…ああ忘れもしねぇよ

これはまだ二人が付き合う何ヶ月も前の事…

紫音

う~ん…ここで待ち合わせのはずなんだけどなぁ

紫音

もう待ち合わせの時間から数十分も経ってる

「ごめんね!もう付くから!」

紫音

近くには来てるんだ

紫音

大丈夫だよっと…

数分後

「付いた!」

紫音

え?何処に…

モブ1

ここだぜ

紫音

ん~!

モブ1

おいおい暴れんじゃねぇよ

モブ1

大人しく眠りやがれ

紫音

ん…

紫音

ん…?

紫音

あれ…?ここ何処?

紫音

なんで俺縛られてんの?

モブ2

おー?お目覚めか~?

紫音

誰…あんた達

モブ3

あのマッチングアプリの主だ

紫音

は?

モブ3

おら

やり取りの画面を見せられる

紫音

は?じゃあ､あんた等な訳?この女の子のフリしてる奴

モブ3

そうだぜ?まんまと罠に引っ掛かったなぁ?

紫音

なんでこんな事…

モブ2

前々からよくあのバーに来てたよなお前

モブ2

あんなに目立つ見た目だからな?一度見たら忘れねぇよ

モブ2

よく見たら女見てぇな顔じゃねえか?だからワンチャンアプリで誘えんじゃねって事でなぁ

モブ2

そしたらご覧の通りお前自ら掛かってくれた訳だ

モブ2

案外馬鹿なんだな笑

モブ1

だからあんま舐めた態度取るんじゃねぇぞ?

モブ1

この状況見る通りオメェは1人だ

モブ1

そして拘束されてる

モブ1

ここから抜け出せるなんて不可能だ

モブ1

俺等の目的はオメェを雌にする事だ笑

モブ2

ハハハハ笑

紫音

気持ち悪…あんた等趣味悪いね

モブ2

あ?んだとゴラｸﾞｲｯ

紫音

うっ…!

モブ2

舐めた口聞くなつっただろ?

モブ1

まぁ最初から挿れるのも可哀想だからなぁ

モブ1

手始めに…

紫音

ﾌﾞﾁｭｩ!

紫音

ｸﾁｭ//ﾚﾛｯ//

紫音

ん"ん"ん"!!

紫音

ﾌﾟﾊｯ

紫音

はぁー…♡はぁー…♡

モブ1

やっぱ雌顔じゃねぇか笑

ﾋﾞﾘｨ!!

紫音

え…?

モブ1

これから何されっか分かるよなぁ?

紫音

いやっ…!やめっ

ﾁｭｳ!ｸﾁｭ//ﾁｭﾊﾟﾝ!♡

紫音

ヒィッ…!やだっ

紫音

やめて…!(涙目)

モブ2

やめる訳ねぇだろ?

モブ3

俺等3人分た~んと味わえよ?

紫音

いやだ…!やだぁぁぁ!!

ﾊﾞﾝｯ!!

紫音

え…

モブ1

あ”あ”?誰だ!?

凌牙

紫音!!

紫音

えっ凌牙…?

モブ1

んだてめぇ!勝手に入って来やがって!!

凌牙

あ"ぁ?

モブ1

クッ…!お､お前等っ!

モブ2

ﾁｯ邪魔すんじゃねぇゴラァ!!(殴)

ﾊﾟｼｯ!(受止)

モブ2

凌牙

……

モブ2

こ､こいつ…!

モブ3

てめぇ!!(殴)

ｺﾞｯ!!(殴)

紫音

凌牙!

モブ3

俺等の邪魔するからだろ!笑ざまぁねぇ!!

モブ2

こいつ体格の割には弱えじゃねぇか!!笑

モブ1

このままやってしまえ!!笑

♪~(パトカー音)

モブ2

ヤベッ!察だ!!

凌牙

紫音!捕まれ!

紫音

凌牙

逃げるぞ

モブ3

おい!!俺等も逃げるようぜ!

警察

動くな!!

モブ2

うわっ!?

警察

そのまま地面に伏せろ!!

モブ1

はぁ!?何なんだてめぇ等!

警察

貴様等はこの都市で有名な指名手配犯だ!!

警察

よって逮捕する!!

モブ1

ク､クソがぁぁ!!

紫音

……(震)

凌牙

…大丈夫か?

紫音

うん…大丈夫

紫音

…ごめんね凌牙

紫音

もう下ろして大丈夫だよ

凌牙

…無理､すんじゃねぇ

凌牙

あ､あんな目にあったんだ…俺は平気だから､お前は休んでろ

紫音

…うん

凌牙

…ど､何処か痛くねぇか?

紫音

俺は大丈夫…凌牙こそ大丈夫なの?殴られてたし…

凌牙

…んなもん慣れてるからな

紫音

そっか…強いね

ｶﾞﾁｬﾝ

凌牙

つ､着いたぞ…

紫音

ん…ありがと

紫音

…俺ちょっと水浴びてくる

凌牙

ほ､本当に大丈夫か…?

紫音

うん…平気笑

🚿~

紫音

ん…くっ…!

紫音

気持ち悪い…

紫音

(さっきから擦ってるのにッ…気持ち悪さが取れないッ…)

紫音

うっ…ｸﾞｽﾞｯひっぐ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

紫音

もうッやだ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

紫音

なんッで…取れないのッ…ｸﾞｽﾞｯ

紫音

もうッ…◯にたい…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ｺﾝｺﾝ

紫音

凌牙

紫音…大丈夫か?

紫音

だ､大丈夫だよ

紫音

もう…上がるから

凌牙

あ､ああ…

ｶﾞﾁｬ

紫音

……

凌牙

…上がったか?

紫音

うん

凌牙

お前…!どんだけ擦ったんだよ!

紫音

え?結構擦ったけど…

凌牙

赤くなって､肌傷付いてんじゃねぇか…!

紫音

大丈夫だよこれくらい笑

凌牙

ったく!強くやり過ぎだ…

紫音

……

紫音

なんで…

凌牙

紫音

なんで…そこまで俺の事心配してくれるの?

紫音

俺なんかの為に…優しくしないでよッ(涙目)

紫音

こんなの自業自得だし…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

紫音

そもそも夜遊びしてる俺が悪いしッ､優しくされる筋合いなんてない…!ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

凌牙

……

ｷﾞｭ

紫音

凌牙

…ほっとけねぇんだよ

凌牙

…お前が傷付いて､泣いてるとこを､黙って見てられねぇ

凌牙

優しくされる筋合いがないだとか､そんな事思うな

凌牙

お前は…悪くねぇんだから

凌牙

1人で…抱え込むな

紫音

…うんッｸﾞｽﾞｯ

紫音

ひっぐ…凌牙ぁﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

凌牙

ん?

紫音

暫くッ…ｸﾞｽﾞｯこのままッでもいい?ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

凌牙

…ああ

紫音

ありッがとｸﾞｽﾞｯ

紫音

思えばその時からだったかも

紫音

凌牙に惚れたの

凌牙

…そうだったのか

紫音

ほんとに不思議だなぁって思ったよ

紫音

どうしてこんな奴にあそこまで優しくしてくれるんだろうってずっと思ってた

紫音

日頃からいい奴だとは思ってたけど

紫音

でもさ…

紫音

それと同時に…凄く嬉しかった

紫音

こんなに幸せな気持ちになったのは始めてだったから

紫音

残酷で最悪な人生ばっか歩んできたし､散々人として最低な事もしてきた

紫音

そんな奴幸せになる権利も無いし､優しくする価値もないはずなのにさ

紫音

でもあの時…凌牙のお陰で救われた様だった

紫音

好きになった気持ちも､これ以上何かを求めるのは贅沢だと思ってたけど

紫音

今自分が本気で愛せて､愛してくれる人が自分の隣に居てくれてるんだもん

紫音

こんな夢みたいなのあるのかって信じられない位だよ

紫音

…凌牙

紫音

本当にありがとう

紫音

感謝してもしきれないや…

ｷﾞｭ

凌牙

俺の､方こそ…ありがとう

凌牙

俺も…お前に救われた

凌牙

俺のクソみたいな人生に手を差し伸べてくれた…

凌牙

お前の存在が…俺に生きる意味をくれた

凌牙

できる事ならッこの先も一緒に…居てぇ

紫音

うん

紫音

俺も一緒に居たい…この先も凌牙と

紫音

出所しても…俺の側に居てくれる?

凌牙

当たり前だろ

凌牙

俺がお前を守る

凌牙

俺がお前を支える

凌牙

お前を離さない

紫音

ふふっ笑ありがとう

紫音

大好き愛してる

凌牙

俺も…愛してる

紫音

ﾁｭｯ♡

凌牙

ん…

紫音

ﾁｭ♡ﾚﾛｯ//ﾁｭｳ♡ﾁｭｸｩ♡//

グイッ

紫音

あむっ♡ふぁっ…//

凌牙

んん…//

凌牙

ﾌﾟﾊｯ

凌牙

ん…甘え

紫音

ふふっ笑そうだね♡

紫音

凌牙キス上手になったね

凌牙

そ､そうか?

紫音

うん最高♡

紫音

そういえば､言い忘れてた

凌牙

紫音

ネックレス似合ってるよ

凌牙

……///

紫音

照れてる~可愛い~

凌牙

お､お前も…似合ってるぞ

紫音

本当?ありがとう笑

凌牙

ｸﾜｯ…

紫音

ん?眠たくなった?

凌牙

ん…

紫音

ふぁ~…俺も眠たくなってきたかも

紫音

部屋行こっか

凌牙

ｺｸｯ

ｷﾞｼｨ

紫音

ねぇ凌牙

凌牙

紫音

一緒に寝てもいい?

凌牙

ん…

紫音

やった笑

紫音

凌牙あったかいね

凌牙

寝れるか?

紫音

うん

紫音

…凌牙

凌牙

ん?

紫音

さっきの言葉…本当だよね?

紫音

俺の側に居てくれるって

ｷﾞｭ

凌牙

ああ…嘘じゃねぇよ

凌牙

本当だ

紫音

そっか

紫音

安心する

紫音

おやすみ凌牙

凌牙

ああ

あったかい安心する凄く…幸せだなぁ

でもそれと同時に､この先も辛い事が数え切れない程あるけれど

その時は…できれば二人で乗り越えよう

こんな特別な時間がいつまで続くかは分からない

いずれは終わりがくるかもしれない

でもその時まで…今の幸せをちゃんと感じておこう

忘れられないくらいに､ね

Void

ということで､凌紫Seriesこれにて完結です!

Void

因みに作中に出てきたモブの3名はは私がきっちりとブラックホールに投げ飛ばして来ましたので､ご安心を(⁠・⁠∀⁠・⁠)

Void

皆さん本当にここまでお疲れ様でした…!

Void

タップ数が信じられないくらいの量になっちゃって､皆さんの指がお疲れでしょう…

Void

ですがここまで見てくださった皆さん本当にありがとうございました!

Void

良ければ､いいね!とフォローよろしくお願いします!

Void

またお会いしましょう!

この作品はいかがでしたか？

140

5件

犬飼（裏）と御子柴賢太のbl見たい！（出来たらでいいです）

Void

プロフィール

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凌紫~Series~

第3話 - Episode3

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